第二十作目
くノ一と無頼漢の二人組が、佐渡の帝王大久保長安を狙う。長安は科学兵器を用いる5人の愛妾と、忍法を用いる5人の伊賀忍者に護衛されている。
(あらすじ)大久保長安は、家康にサイエンスの兵器を披露する。「戦車」は数十名の伊賀忍者を一方的に蹂躙し、新兵器を持ったおなご衆は伊賀の精鋭をあっさりとしりぞける。長安の佐渡行きに際して、服部半蔵は伊賀忍者五人衆を護衛に任命するも、長安は「武芸者は要らぬ。身辺警護は新兵器を持ったおなご衆で十分」と言い、伊賀者は不本意ながら遊軍としてついていく。
旅の巡礼者である朱鷺は、長安が兄の仇と言い、無頼漢の六文銭に自分を護衛してくれと頼む。六文銭は朱鷺に惚れたと依頼を承諾し、朱鷺は長安を殺してくれたら抱かせてやると言う。長安と敵対するということは、伊賀忍者と妖花親衛隊を相手にするということである。六文銭は遊郭の女を抱こうとするも朱鷺は嫉妬し、ならば六文銭は長安の妾を犯してやろうとする。また長安は朱鷺を捕らえて女精酒にしようとする。
朱鷺の素性は大阪、豊臣真田のくノ一である。だが六文銭は彼女には御し切れず、勝手に行動しては事態を引っかき回す。
☆六文銭の鉄(正体不明)
☆朱鷺(大阪真田の女忍者)
VS
伊賀組
★安馬谷刀印
★牛牧僧五郎
★狐坂銀阿弥
★象潟杖兵衛
★魚ノ目一針
妖花親衛隊
★お船(スナップハウンス銃)
★お汐(淫霧)
★真砂(はがね麻羅)
★お凪(硫酸瓶)
★お珊(火炎筒)