第二十三作目

南町奉行である鳥居耀蔵の元に2人の忍者、箒天四郎と塵ノ辻空也が召し出される。表立って処罰できない悪党」たちに正義を行うことを命じる。天四郎が鳥居に賛同し、配下となるが、空也は疑問を感じて断わった。天四郎が鳥居の命で天誅を行なう先々で、どうも空也が邪魔と妨害をしているらしい。 天保の乱れた世を舞台に、「正義の鉄槌」と「悪の鉄盾」の戦いが始まる。

 

箒天四郎 VS 塵ノ辻空也

 

伊賀忍法『帚木の術』

伊賀忍法『邯鄲の卵漿』『邯鄲の精漿』