あっという間に、5月も終わるところになってしまいました。

 

コロナトンネルから抜け出したような、この春。

気持ち不安で、でも嬉しくてそわそわ。

 

嬉しい事、残念なこと、いろいろ起きて、気持ちが落ち着かないまま月日が過ぎています。

 

コロナ明けて、週末がこんなに忙しくなるとは・・・

 

花見、祭り、運動会応援と、みな解禁された催し物。

 

まずは、花見桜の下でのお花見から。

 

4月のはじめ、桜の下で、懐かしい仲間が集まって花見ができました。

 

父も車送迎付きで参加。

 

満開の桜を見ながら電車で、秋田から到着したのが、11年前の、花見の前日。

 

夫婦そろって孫たちや我が家の飲み仲間と花見をし、血種を治療して秋には戻る予定だった母が、15年前の爪のメラノーマの脳肺への再発で逝き、替わりに、ひ孫が二人やってきて、我が家で一緒に暮らして、あっという間に、10年の月日が過ぎてしまいました。

 

子供たちが幼かった頃は、触れるほどだった桜の木。

30年以上の時が経ち、遥か頭上から、はらはら花びらを散らす中、

懐かしい顔がそろって、手作りおかずや稲荷寿司(焦って失敗やわらか赤飯も!)美味しいお酒に、話も尽きず、あっという間に時が過ぎていきました。

 

5月は、4年ぶりの祭礼。

 

今年は、4年に一度の表の祭り。宮神輿に天狗様と神主様が練り歩き、前日には、子供神輿と山車が出るということで、町会と祭りの会が動き出し、相方さんは大忙し。自分も、相方の浴衣や役半纏や、孫の浴衣の用意。

 

雨もあがり、子供神輿2騎出動。2騎出すのは、なんと10年以上ぶり!!沢山の子供がかやってきてくれて、なかなか担げないくらい。配るお菓子がなくなった休憩場所も!孫たちは、山車引きから、神輿担ぎに。「わっしょい!っわっしょい!」賑やかな風景に嬉しくなって手拍子にも力が入ってしまいました。

 

翌日の宮神輿。

本祭りで天狗や神主さんも登場。4年ぶりの神輿に、見ているはずの相方も、家の近くになると、花棒担ぐ娘の後ろに、肩入れていました。4年ぶりとは思えぬ賑やかなお祭りとなりました。

 

祭りと言えば出店。

4年前、孫が、金魚すくいで、取れずに一匹貰った黒出目金に、お相手に金魚一匹買ってきて、いつの間にか20匹以上に増えてしまった出目金たち。

 

庭の和金が野良猫にやられて全滅し、久しぶりに、孫の金魚すくい解禁となり、計6回ですくった金魚は、シロ赤琉金一匹、赤和金3匹、まだら模様の鮒金一匹の計5匹と、本での予習が効いたか、なかなかの腕前になっていました。

 

射的やくじ引きで、駄菓子屋おもちゃを手に入れて、久しぶりの出店遊び楽しんでいました。

 

 

そして、運動会。

 

ついに祖父母応援OK!芝生の校庭は、気持ちよさそう。(子供たちのころはラバーで、本当に暑そうでした)選抜リレーや、騎馬戦、組体操は、見ているだけで、ドキドキはらはら。

 

前回見たのは、1年生と保育園。長男のアナウンスの声を聴きながら、来年で終わってしまうなんて、早すぎる!と、娘がボソッ。

 

子供の成長は、泣いてもっ笑っても怒っても、本当にあっという間です。

 

 

行事のある日々に、体力がついていかなくなってきて、嬉しい悲鳴。

これだけ家のことを気にせず動けるのは、もう一つの出来事、父の入院があったから。

 

4月20日、次女の誕生日メールを打たなくてはと思っていた朝。3日前の晩から発熱を繰り返していた父もやっと平熱になり、久しぶりにおかゆをと、布団から起きて、椅子に座ったとたん、食べ得られない!薬飲めない!意識もうろうで、布団へも移動できない状態に。

 

何とか布団に寝かせ、かかりつけ医に連絡、救急車を呼ぶことに。

救急隊との会話は、ふつうに出来る?!数値はすべて平常?!ただ動けない。かかりつけの病院は、救急でも1~3時間車で待たされるかもしれないといわれたが、お願いして、付き添いできない状況で搬送、入院となりました。

 

2年ごとに2度入院粉砕していた腎臓結石からの尿路感染による熱が、3年ぶりに、再発。微熱が下がり安定したものの、嚥下障害発生、声も出せない、ほとんど寝ている状態に一気になってしまいました。


今の体調では、取り除く手術は難しく、熱や炎症反応数値が安定したため、転院。転院先の相談、自宅介護の相談、治療に対する相談と、ソーシャルワーカさんには、何度も面談しお世話になりました。

 

コロナ警戒の為、平日2~4時15分一度に2名の面会。転院先では、2週間おきに3~4時2名10分になる為、点滴につながって眠っている父に、仕事帰りに、何度も会いに行きました。

 

声をかけるとうなずき時に目を開け、一度だけ声も聞かせてくれました。いとこも秋田から、泊りがけで見舞いに来たり、忙しさで気持ちはまぎれましたが、更に遠くなり、具合が悪く成れば面会規制が緩み個室で付き添えるとのことでしたが、ずっとそばにいた母の見取り思い出すと、今回は、間に合わない事も覚悟しています。

 

 

夜の介護が終わったにもかかわらず、習慣で(入院前は、深夜まで、必ず見守るように、なっていました)なかなか眠れないこの数日、卓球の熱戦にパワーをたくさんもらいました。

 

 

ものすごい粘り、頑張りに拍手!!驚異の粘りには泣けました。

来年のパリオリンピックが楽しみ!!

 

仕事中も、携帯が気になる日々が続きそうですが、子供たちの笑顔と、庭の花たちの香りに癒してもらっています。