超スパルタ練習の甲斐もあり、
小学生時代に一度も勝てなかった区大会では、
ラクラク優勝☆
続く市大会でも優勝し、
県大会へ進める程度にはなりました。
やっぱり、辛い練習への最大のご褒美は、
「勝利」
という、二文字です。
小学生時代、
弱すぎて、白い目で見られていた相手を、
ボコボコにする快感。
やられたら、やり返せる経験をし、
努力が報われる、
自分もやればできるのだ
という経験をした私は、
もっと強く、
もっと上手く、
もっと練習を!!
と、
チームメイトが引くほどのヤル気をみなぎらせ、
監督に代わってチームメイトを叱責するようになり、
少しずつチームメイトたちの思いからズレ、
一人、
暴走モード
に突入していくのでした。
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勝利する喜びを感じられなければ、
スポーツの本当の楽しさは知ることはできないのではないか。
そして、
その勝利によって、選手に自分への自信と誇りを身に付けさせ、
「俺はやればできる子だ!」
と、信じさせることが、
小中学生を指導するうえで一番大切な目標なのではないかと思う。
「お手て繋いで横並び」の教育もいいが、
せめて、スポーツを学びにきている子どもたちには、
強い弱いのレベルの差はあれど、目の前の1勝を目指して努力させてあげてほしい
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