燕は戻ってこない


 

第6話



回を追うごとに、問題山積で

それぞれの思いがそれぞれに正しく

感じられ、今までになく

どうするのが正解なのか?

辛くなっていきます🥺




精子が6日も生きている!?

リキが衝撃を受けていると



悠子からリキへメールが届くメール


北海道のお土産ありがとう

基が無神経なメールを送ってしまい

申し訳ない

大石さんのことを思ってのこと

なので気を悪くしませんように

結婚という形をとっているので

ご家族にどのように報告されたのか

気をもんでいる

と、基の尻拭いをしつつ


今日は通院の日ですね

お詫びに送り迎えします



メールがくるや否や

基が迎えに来る車


リキの顔色が悪いことに気づき

休んだ方がいいと、人工受精の中止

を基から、せっかく言われたのに


休むべきだったのよ

そうすれば、この先の苦悩は

生まれなかったかもしれない


それなのに、今回こそは結果を

出したい、なんて真面目なことを

リキは言い、基はリキを信用するし


基は基でメールの件で悠子に

責められ、リキに不快な思いを

させたと、越権行為だったと

反省してみせたり

「ただでさえ、だいそれたこと

しているのに怖くなってきた

このプロジェクトを進めて

いいのかな?あなたの人生縛って

困っていることはないですか?」

なんて、殊勝なことを言う

リキ「妊娠することが怖い

生むだけの機械になったようで」

基「僕ら、もっと、仲良くならないといけませんね このプロジェクト

の不安、恐れ、理解できるのは3人

きりだから 分かち合いましょう」

と、握手






うわあー、石橋静河さんの指
細長くて、きれーいおねがい



人工授精の後

自分で検査すると陽性に







テルから電話


ソム太の子を妊娠した

お金ないし、ソム太との結婚で

実家から絶縁された

手詰まりなのにソム太は

幸せだという

「この先怖い、この先も貧乏なの
に子ども作ってる場合か
でも、子育て支援とか国が助けて
くれるかも」と楽天的

リキは籍を入れたことを報告
生まれてくる子は金持ちだから
幸せだねと、テルに言われる

リキは心で呟く
この子は幸せじゃないのよ
産むだけの女が母親で
誰が父親かわからない
どうしようもない親のもと
授かっちゃったんだよ


こうなることわからなかったの
かな?リキを見てると
イライラする
テルは貧乏ながらも、真っ当な
幸せの道を歩むのに
リキはリキ本人も子どもも
幸せになれるのか?
育てる親次第かもしれないけど
どうなっていくのか
どんな人生が待っているのか?



リキは悠子を呼び出し
相談がありますと、切り出す
こんなこと、悠子にしか言えないと
妊娠検査陽性で、
誰の子かわからない
基さんのメールを見て腹が立ち
北海道でセックス
東京でも別の人と
それは人工受精の6日前
人工受精で上書きしようと思った
精子は6日間生きていると

悠子は「72時間しか生きない」と話すが、リキは絶対ですか?長生きの
精子だったら?と
堕ろして、もう一度やり直した方が
良いのでは?基さんには流産したと
嘘を言えばいいかなと


悠子は自分の流産した時のことを
思い出し「絶対にだめ せっかく
宿った命なのに殺すなんてだめ」

検査して基さんの子
じゃなかったら?

検査なんてさせない

バレエの素質がなかったら?

普通に、どんな子が生まれてくる
かなんて、わからないわ

基さんはこだわると思う
あとから、違約金請求されるなら
堕ろすかどうか、早く決めないと

基には黙っていれば大丈夫
検査も違約金もなし
私が約束する

2人で基を欺く
秘密は守る
悠子はリキにあなたの味方だから
と言い放つ




悠子の気持ち、よくわかります
中絶を繰り返していると
本当に欲しいときにできない可能性
もあるし、何回も流産している
悠子にとって、命の尊さを
痛感しているから
でも、そこまでの強い決意はなぜ?
リキにしては、良い考えを
思いついたな、と思ったよ
リキにとっては最善な方法だと思う
悠子の思いもわかるけど
所詮、悠子の子じゃないし
こんなこといったら非情な人間だ
けど、悠子の体じゃないし
リキの自業自得
それなのに自分の子でもなければ
基の子でないかもしれない子を
自分の子として愛情もって育てて
いけるの?そして、検査を阻止
しきれるのかな?
お義母さんもいるのに
悠子本人も、本当のこと知りたい
のでは?
そう考えると、それは悠子の復讐?
深読みし過ぎかな?
あとで、出てくるけど
基に向かって、なぜ、諦めて
くれなかったの?と本音を吐露する
場面がある
諦めてくれなかった基が
自分のDNAを持たない子を
知らずに育てている様を心の中で
笑いながら生きていくの?
後にバレたとしても、ショックに
打ちひしがれる基を見て
笑うのかな?ざまあみろと
だとしたら
もーう、ドロドロの昼ドラじゃん
逆にただの義務感なら、凄すぎる
立派すぎる、尊敬ものね

でも、その時、子どもたちは?
これも、後に出てくるけど
リキのお腹には双子がいる
エコーの写真を見ると
二卵性よね
最悪、父親が違う双子ってことも
ギャー、もう、ホラーだわ😱
私の妄想だけどね
生まれてくることが幸せなのか
命を粗末にしてはいけないのだけど
幸せな未来が見えない
子どもたちが可哀想でしかない


基のところにプランテから
妊娠したとの報告がある
喜ぶ基
「栄光を掴めるように身も心もタフ
に育てる せっかく俺の子として
生まれてくるんだから」
悠子「子どもは生まれてくるだけ
で尊いのよ 自分を生きるために
生まれてくる どんな子だって愛してあげないと」基「多少、才能が
劣っても、努力すればいい」
基「母さんの方がこだわる リキ
さんの体系気に入ってた、バレエ
向きだよ」
悠子「全然、わかってない ただ、
愛して欲しいだけ」
基の子でないかもしれない不安から
バレエのこと抜きで愛して欲しい
と訴える悠子だが
基「リキさんが妊娠したことが
そんなにイヤ?心配しなくても
悠子は悠子」悠子「じゃ、なんで
諦めてくれなかったの?そもそも
こんなプロジェクト嫌だった
産めるもなら産みたかった
申し訳ないから、受け入れた
私はもう、他人なのよ」
基「生まれたら離婚して、また
悠子と籍入れる もとどおりだ」
悠子「子どもがいるわ 子どもの
こと考えたら私が消えるのもあり
かなって そもそもリキさんと
基の子なんだよね 私が産めな
かったからこんなことになってる」
基「シンプルに考えよう 代理母が
産んでくれて、我が子を授かると」




悠子「愛している あなたの無邪気
なところ、鈍感なところ、だから
あなたは強くて、いつも輝いてた
でも、今は顔も見たくない」
そして、悠子は出ていく


悠子は感情的になって本音爆発
やはり、基のDNAを諦めて
2人の人生を選んで欲しかったのに
代理出産までいってしまった
さらには、リキの子の父親が
誰か、わからない問題がある
わけなのだけど
それを知らない基は何が何だか
わからず、焦るばかり
悠子の気持ちもわかるけど
基も
なんだか、かわいそうショボーン


リキの検診で妊娠7週目双子と
わかる
最悪が更新したと悩むリキ



悠子の仕事場にりり子が来る
りり子「代理母は人間の形した
孵卵器みたいなもの 子宮の中で
子どもを孵すだけ」
ずぱり、言うよね〜びっくり

そこへリキから電話があり中絶
したいと言う
止めたい悠子はリキを呼ぶ





リキは双子と言われ無理だと思った
中絶したいと
父親がわからず、将来、バレて
違約金請求されたら、困ると
りり子はそれを聞いて驚く
父親がわからないの〜?と

悠子は絶対、請求しない、と言うが
お金の問題だけでなく
本当の父親にも責任とって
もらえない
片方は妻子持ち
片方はセラピスト(女向けの性風俗)
「おかしくなりそうだったから
男と寝るなどしないと自分で
なくなっちゃいそうで」というリキ

それを聞いていたりり子は興奮して
「あなた、最高!!猛烈に感動してる
つまり、代理母として買われる自分
が嫌でセラピストを買い、北海道の
男とも、寝たのね?女もそうやって
自分に忠実に生きるべき
それで中絶したいのね 大賛成
欲望に従った結果が生殖に見なされ
るのは間違ってる 純粋に性交を
楽しみたかっただけ 最高」
リキはあっけに取られ
悠子は止めにはいる

りり子が春画作家であることを
紹介し、りり子は
純粋に目合ひに興味あるけど
自分に恋愛感情なし誰とも寝たい
と思わない、それでいいと

りり子みたいな考え
男女平等の観点ではありなのかも
しれないけど
それは危険な考えだ
女は妊娠するかもしれないから
りり子は、そういう行為をしたこと
ないし、もちろん妊娠、中絶も
ないし、その辛さを知らない
ズバッと色々、意見を言うりり子は
好きだけど、でも、これは理想論


りり子は産みたくなかったら
産まなくていいと
悠子は産んで欲しい、次に授かる
保証はないし、双子は私たちが
育てると
りり子は「双子を育てたら、仕事
できないよ 浮き沈みの激しい
イラスト業界で第一線で働いている
のに、10年取られる 今のキャリア
も消えてなくなるよ どうやって
モチベーション保つの?あなたの
子じゃないのに」
悠子「責任感よ、こうなった以上
育てていく」



責任感だけで、双子を育てるなんて
無謀だ、未知の世界だよ
私事ですが、私は双子を育てた
主人は帰りが遅く、面倒なことは
やりたがらない人
ほぼ、一人で育てたと言っても過言
ではない
息子は泣いてばかりで寝ない子で
昼夜問わず、休めなかった
綺麗好きで几帳面な性格だった
のに、ずぼらでガサツになり
家なかは汚〜い状態に
わからないことだらけで
ネットもない時代で
無我夢中で
大変だった記憶しかない
毎日毎食、納豆ご飯か食パンばかり
食べてた気がする
離乳食はレトルト、フリーズドライ
便利なもの、ありがとうございます
とにかく、若くないと体力もたない
ただ、本当に大変なのは
小学校に入る頃までだと思う
手助けがあれば、もう少し短くすむ





悠子は仕事を手放してはいけない
子どもなんて、大きくなって
離れていくのだから
本当に大変な時期だけは育児に
専念すべきだけど、ベビーシッター
を雇ったり、千味子に手伝って
もらい、時間を作って、少しずつ
でも、仕事を再開した方がよい
千味子はうざいけど、いないより
マシでしょ 



りり子「堕ろすべき
この先、基がお金のこと言い出し
たら、違約金でもなんでも私が
払ってあげる、あなたのこと
気に入ったから」
りり子がリキに自分のところに来て
アシスタントをやらないかと誘う
才能ないからとためらうが
給料も出すよ、あなたの精神が
気に入ったと、言われて
リキは仕事をすることにする

りり子は才能とお金の両方を持つ
かたや、リキはそのどちらもない
その対比もおもしろい


リキは中絶は保留し、とりあえず
頭を冷やすと言う
悠子「何かあったら連絡して、一人
で決めないで」リキ「悠子さんの
ことは信じています」


りり子の発言でお金の心配がなく
なったリキは心に余裕もでき
どんな決断をするのか?
自分の体を傷つけてまで
堕ろすこともないだろう!?
双子を産むのではないだろうか?






基と母、千味子の会話

千味子
「双子なの?良かったじゃない
高いと思ってたけどコスパいい
ここに住んでもらいましょう!
双子は大変よ
代理母に任せておけない
子どもは母親が食べているもので
できている
母親に何を食べさせるか私たちに
権利がある
保険ができたわ
才能がせめて、どちらかには?」

そういう千味子に対し、基は
「辞めないか!そういう言い方」
千味子「血筋が大切だって基も
言ったじゃない」
基「それで悠子は出ていったんだ」

千味子「リキさんに私のところに
来るように言って」
基「自由を奪いたくないんだ、彼女
は普通の人間なんだ」
千味子「普通の人は代理母なんて
引き受けないわよ 情でもわいた?
離婚したし、なるようになっても
いいのね?」


悠子に
「顔を見たくない」と言われたのが
心に引っかかり、悠子に電話しよう
とするが、躊躇する基

どうして、離れてしまったのだろう
そばにいたいから、その選択を
したはずなのに
心で呟きながら、基に電話しよう
とする悠子


基のことは自己中心的なクソ野郎
だと思っていたけど、悠子の
言うとおり、無邪気で自分中心
だけど、悠子のこと愛していて
自分にとって必要な存在だと
思っているようだ
悠子に言われたことが引っかかり
千味子にも、言い返している
これまでも、なんだかんだあっても
悠子の手のひらの上で基は転がされ
ていたんだろうな 
そういう夫婦なのだろうと思う
そして、悠子もリキのお腹の子が
気がかりだけど、やっぱり基のこと
を愛している
もう、シンプルに
リキの子が誰の子でもいいじゃない
リキに産んでもらって
バレエや千味子のこともどうでも
いいじゃない
基と悠子で仲良く双子を育てたら
いいと私は思う
父親が誰かなんて、誰も調べない
でと願うばかりだけど
どんな展開になるのか
千味子の動きが心配です