6回目企画化、7回目ストーリーボード作成、8回目発表。


さてさて、エンタープライズアーキテクチャー演習同様これまた前期、もしくはそれ以前から続く企業提案の集大成的な内容であった。


始めの頃のブレスト段階ではこのチームで何ができるんだ?とまで思ってしまった頭の痛い授業だったのだが、終わってみれば頭だけ集まっても何でもできるわけではない、「役割分担」ということを痛切に感じた思い出に残るワークができた。


企画書についてはターゲット、バリュー、そしてビジネスケースとこれまでのコンサルティング科目の集大成となるものであった。CRM特論のころはさっぱりだったコンセプト・バリューというものもようやく一定の姿が見えてきたことが何よりの収穫。


それ以上に面白かったのは企画書だけでなく、プレゼンビデオ作成までが課題であったこと。これによって気がついたのは企業というのはアイディアや企画だけで飯をくってるわけではないということですね。アイディアを形にして、商品化するためにまたいろいろな役割の人が集まってやってるわけだ。今回のチームでも、動画コンテンツを作る役割、写真などの素材を作る役割、アイディアにノンバーバルやノンロジカルというのか、まあエコノミクス以外のところでインプットを行う役割など。おかげで全体の整合やストーリーとしての一貫性に気を配ることに集中できて最後の完成形のレベルが一段二段と上がったと思う。


また、他の人のできることと比べてどこをもっともっとできるようにしたいのかということがクリアになった感じだ。ビジネススクールではBtoCのケースが多いがショッピングセンターのプロデュースとかも面白いそうだよな~とか正月にのんびり考えます得意げ


7回目、8回目。


ワークライフバランスの提案のプレ発表と本発表。


グループワークは3人ともストーリーやコンセプトちっくなところにこだわる傾向があり、毎回白熱した面白く有意義なディスカッションができた。最後の資料も締め切りギリギリまで粘って何とか満足のいくレベルまで持っていけた。

3人で組んだメンバーは、全員IT企業。しかし、大企業、ベンチャー、外資という性格の違いはWLBのめいめいの解釈にも影響あったように思える。


けっきょくワークライフバランスとはなんなのか?男女の管理職の均等化?育児や介護休暇の促進?残業時間の削減?


自分は残業時間の削減による、プライベート時間の確保。それが意味するところは、仕事もプライベートも目いっぱい楽しみましょう、ということだと理解しました。仕事も楽しめというところがみそである。


きっと製造やら現場主義から企画や枠組みなどの策定で勝負するように転換するためには、時間をかけることで勝負するスタイルではだめなんだろうということを考えさせられた。一番印象に残ったお話も交渉の話である。曰く、日本は接待やら日参訪問などで長時間お客さんと一緒にいることで取引を成立させる、アメリカは端的に要点を伝え相手とのメリットデメリットを埋めることで成立させるという話。育児や介護も自分にとっても身近な話だがタイムマネジメントに発する質勝負のワークスタイルをモノにしたいと思うのであります。



7回目、8回目。


最後の2回は各自の研究テーマの発表。


自分はアップルの音楽配信をテーマにしたわけだが、焦点はアップルの音楽事業はどこで儲けているのか?だ。


iPodやiTunesStoreがそれぞれ大成功を収めているのは異論ないはずだ。なので音楽事業全体を俯瞰して、各事業がどのように関連して、どこがトリガーで、今はどこで儲けているかを明らかにすることを主眼においた。


結論からすればあくまでiPodであろうということ。しかし、iTunesがコンテンツ事業としての核プラットフォームとなっており他事業への波及効果も考えると、iTunesStore=音楽配信ビジネスは利益額だけで測れない事業価値があるだろう。つまり、アップルにとっての音楽配信ビジネスとは、iPodの普及促進+配信プラットフォームとしての浸透が2大事業目標にあげられるのではないか。そこから、新たな収益源=コンテンツ事業が見えてくるという結論となった。


他の受講生の調査に比べてアーキテクチャーというより事業戦略寄りの内容になってしまった面はあったが、3期以来の企業調査、ビジネスモデルの研究という点で、ようやく一つしっかりしたアウトプットが出せたように思える。売上や株価などから注目点を見つけて、なぜ売上が急拡大したのか?ということをステークホルダーや事業構造、全社アーキテクチャーの観点から分析した。ITコンサルティングのきっかけが少しはつかめたかな?と思うのである得意げ