- KIT授業用として。
crmマーケティング戦略―顧客と共に (Best solution)/三谷 宏治
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前著はCRMとしていくつか読んだ本の中でももっとも勉強になった本だった。はるか天上世界の話でもあったがああCRMってこういうことだったんだ!と思ったものだ。
- こちらはマーケティング、それもネットを中心に切り込んでいく。2年程前はさすがにここまで行くとSIerの立場では訳分からんなと思ったものだが今回手に取るとふつうに読めたので驚いた。KITの数カ月の成果かなあ
まあ冷静に分析するとSEとしてではなく普通の消費者の立場で読んだ方がかえってすっと入ってくる内容だ。もっともベストな対象者は「自社」のCRM戦略を企画考案する立場だろうか。
ネットを中心とした顧客の変化を、他社に差別化するための機会としてどう活用するか、またROIなどの計量面からのマネジメントがバランスよく記載されている。ケーススタディは前著より焦点が前半の理論面と整合が取れている感じだ。
こう見るとCRMも面白いなと感じる。でもシステム業界的にはどの辺が専門部隊を抱えて事業化するほど金ありそうかは「?」マークだ・・・・。パッケージングできるのはやっぱりコールセンターやeメールぐらいだろうか?
コンセプトを具現化できるかは、他のシステム以上に顧客会社の自社としての思いや知恵が成否を左右する分野な気がする。経営者なり担当者なり個人のアイディアや実行力の重みがより大きくなる。
それは業務システムは自社の社員が社内の目的に使うことに対して、このようなシステムは自社以外の人間がどれだけ集まってくるかに左右されるからだ。まさに営業そのもの。コンサルタントも重要だろうなあ・・・![]()
★★★★★ (2009年9月第2週)