時間の考察(8)★ある年の父の日
もうすぐ父の日ですね。
最近宮城県の地酒浦霞を手に入れて飲んでいると、ある記憶が甦ってきました。
40年程前、私が大学生の時でした。
父が今は亡き大阪球場に野球を見に行こうと私を誘いました。南海対阪急戦です。
父の実家は阪急沿線にあり、生粋の阪急ファンでした。私も父の影響を受け、子どもの頃から阪急ファンです。
でも、私は気が進みませんでした。いい年をして親と一緒に行動するのが嫌でしたし、何より子どもの頃から阪急戦を一緒に見に行って勝ったためしがなかったからです。
仕方なく一緒に行きましたが、その日は父の日だったみたいで父子観戦の場合は割引があるようでした。
父は当然の顔をして、売場で父子だといって割引チケットを買いました。
さて、試合は点数は忘れましたが、
案の定負けでした。
しょげての帰路、最寄り駅から家に帰る途中、
父が居酒屋を見付けてちょっと寄らへんかと言いました。
勧め通り店に入りました。
何を食べたか忘れましたが、二人で枡酒を飲みました。
その時の父の楽しそうな顔、
その事を最近思い出したのです。
数年経って、私の就職後すぐに父は亡くなりました。
考えてみると、家や冠婚葬祭で父と一緒に飲んだことがありましたが、こんな形で外で飲んだのはこの時だけでした。
最初に給料をもらった時、母を含めて両親におごっておけばと悔いが今も少し残ります。
父の日について、ふと思い出した記憶です。
今日はこれまで
ほな
