2週間ほど前に同時通訳の仕事があったのですが、
日本側のお客様から、前日に打ち合わせをしたいとの
ご要望でディナーミーティングに参加しました。


隣に座られたカンファレンス出席チームのリーダーの方が、
アメリカに来てすぐ風邪をひき、声が出ないとしきりに
おっしゃっていたのですが、打ち合わせ内容も含め、
かなりいろいろお話しをされていました。



通訳も無事終わり、帰宅して数日後、なんと私も彼と
同様に声がかれはじめ、更には一時は声が出ない状態にまで
なってしまったのです!

つぶれた声、特に夜中止まらない咳、などでかなり体力も消耗する
症状が10日程続いています。念のため主治医にも診てもらい
診断はウィルスによる 喉頭炎。


この喉頭炎を 英語で laryngitis  といいます。
無理にカタカナで発音を表記すると、ラランジャイタス って
かんじでしょうか。


ここで改めて気づいたのですが、
歌手でも、声優でもない私たち通訳にとっても
声は命であるということです。


実際、せっかくオファーのあった良い通訳の仕事が
この声のせいで流れてしまいました。


いつも通訳前には体調を整えるようにしているのですが、
正直、喉にはあまり気をつかっていませんでした。


これからは気を付けます。
そして風邪をひいている方とは、なるべく距離をとるようにも。