青色申告と白色申告の違いは?

青色申告と白色申告の違いは?

しっかりご説明いたしましょう!

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フリーランスとして仕事をしている方は、白色申告、青色申告のどちらかで確定申告を行うことが必要となります。
まだ、フリーランスになって間もない方の場合には、まだ収入がないという方もいるでしょうから、白色申告を検討している方もいると思います。
帳簿などが大変だから、白色申告をしたいと考えている方もいることでしょう。

では、フリーランスの方の確定申告となる、白色申告について、ご紹介しましょう。
白色申告というと、気軽に手続きが出来そうと思っている方も多いと思います。
しかし、2014年から記帳や帳簿保存などが義務化となっているため、白色申告の方も帳簿付けが義務化となっているため、注意が必要です。
青色申告と比べると、細かい詳細などまでは必要ありませんが、法定帳簿は必要となるため、日々の売り上げ、仕入れ、経費などを記載した帳簿が必要となってきます。

フリーランスとして仕事をしている方は、こういった帳簿付けも必ず必要になってきますので、しっかりと管理していきましょう。
そして、これらの帳簿は、保存をしておくことが義務となっています。
保管期間は、法定帳簿の場合には7年となっています。
任意帳簿の場合には、5年といった保存が義務づけられていることになりますから、しっかりと保管しておくようにしましょう。
また、白色申告を行う際に必要な書類としては、確定申告Bと確定申告に添付が必要となる各種控除の書類、収支内訳書などが必要となります。

このように、フリーランスの方が白色申告をする際には、これらの注意が必要となります。
スムーズに確定申告を進めるためには、やはり、日々の帳簿付けが欠かせません。
毎日、しっかりと管理しておけば、手続きの際に慌てる必要もなくなることでしょう。
フリーランスとなれば、お金の管理も自分で全て行っていくことが必要となりますから、帳簿付けは基本となるので覚えておきましょう。

IT業界において、個人事業で働いていくことを志す場合には、個人事業主として開業届を出しておくことが大切です。
個人事業を行って収入がある場合には確定申告をして納税しなければなりませんが、それさえ怠らなければ、必ずしも開業届を出さなくても個人事業を展開していくことは可能です。
収入が少ないうちはそれでも税制の面でそれほどデメリットはありませんが、高収入を目指せるIT業界での活躍を見越す上では、開業届とともに、青色申告承認申請書を提出した方がよいでしょう。
そして、確定申告の際に白色申告ではなく青色申告をすることで、控除を受けて節税するという視点を持つことが稼ぎを増やすのに重要になります。

青色申告を行うと最大で65万円の控除を受けられるだけでなく、家族を従業員とした際にその給与を必要経費として扱うことができたり、損失を翌年に繰り越していくことができたりするメリットがあります。
そのため、実際に納税しなければならない金額を大きく減らすことができると期待できるのです。

一方で、複式簿記による帳簿の準備が必要になるため経理に手間がかかるようになります。
しかし、その勉強に費やす時間と労力は一時的なものであり、年間で数十万からそれ以上の節税につなげられると考えれば、事業が大きくなればなるほどメリットが勝るようになるでしょう。

個人事業主として登録をすることで青色申告が可能になるので、登録しておくに越したことはないのです。