何度も何度でも生まれ続ける
傷つけば傷つくほど美しくなって…


真っ赤な血を流して夜が燃える
今しか見えない一瞬が今日を焼き尽くして


叫びと囁きが絡み合う肉体が静かに目をあける
永遠に生きる悲しみが悪へと導いて…


肌のほとりで月の欠片がよみがえる
あなたへの愛のくちびるで…



※中川多里の美しい野性の人形に詩を添えさせていただきました