◆特徴
【樹】
・他の果樹と比べ病害虫が少ない。
・品種が多い。
・落葉性で紅葉も楽しめる。
・低木性でブッシュ状、根はひげ根で浅根性、樹高は1~2.5m。
・ピートモスを主として酸性土壌(pH4.3~4.8)に植える。
・乾燥に弱い。
・寒いところでも暑いところでも栽培可能。
・挿し木で簡単に増やす事が可能。
【果実】
・果実はまるごと食べられる。
・果実の青色はアントシアニン。
・異なる2種以上を混植すれば実がなりやすくなる。
・結実が早く2~3年で収穫できる。
◆栽培
鉢は西日が当たらなくて通風と日照の良い所に、真夏は直射日光の当たらない所に置く。
鉢栽培のコツは用土と水のあげかた。
【土】
他の果樹とは違い用土が酸性だとよく育つ。
最初は5号位の鉢から始めて1~2年ごとに植え替えをする。
【水】
乾燥に弱く水が足りないと新梢は簡単に枯れ、乾燥状態が続くと本体も枯れちゃうのでなる場の水切れは要注意!!
一般的にハイブッシュ系は実が大きくおいしいけど根が乾燥に弱く夏の暑さに弱いので、ラビットアイ系の台木にハイブッシュ系の穂木を接ぎ木するといい。
【害虫】
こがねむしの幼虫には要注意!!
根を食害するので気付くのが遅いと樹が枯れるので、地上部が元気がない樹は鉢から出して根を確認する。
まれにこがねむしの成虫に葉が食害を受けると網目状になって色が抜けるけど、樹勢にはあまり影響はない。
新梢にあぶらむしが付く事があり、やわらかい歯ブラシでこすり落とすか、弱毒性の殺虫剤を局部にのみ散布する。
【根ぐされ】
ハイブッシュ系に発生しやすく、初夏の頃に葉が黄色くなって樹の勢いがなくなると、そのまま枯れこみます。
過湿による根の換気障害による場合が多く、水やりをしたら鉢底から直ぐ排水されるような用土の配合が必要。
【生理障害】
土の高くなると、Mg欠乏で葉が紅葉したように赤く、クロロシスという鉄やMn欠乏により葉の緑が薄くなる事がある。
早期なら硫安、サンドベストなどでpHを下げてあげれば回復します。
◆剪定
1年目は剪定しない。花芽が付いていたら落とす。
2年目は長果枝の先端を切って短果枝を出すようにする。
3年目からは地ぎわから出る新しい枝(しゅーと)がある程度伸びたら先端を切る。
込み合う枝は元から切る。
数年して幹が古くなって、花芽が付きにくくなったら根元から切る。
◆植え付け
果実全般と同じで活動が停止している晩秋か初春が良い。
晩秋に植え付けた方が春からの生育は活発になるが、寒冷地では植えたばかりの根が凍害にあう恐れがあるから初春がおすすめ。
◆植え替え
鉢植えの場合は出来れば毎年植え替えた方が根の発育のため好ましい。
元気に育っていれば1年で根が鉢いっぱいになる。
一回り大きい鉢に根土を壊さないで植え替えるのは真夏以外なら問題ない。
鉢を大きく出来ないなら根土を3分の1程度落として同じ鉢に植え替えても良いが、この作業は晩秋か初春にする。
◆肥料
原則として年間に3回肥料を与える。
肥料の与えすぎも枯れる原因になるので注意します。
幼い苗木が枯れる最大の原因は肥料の与えすぎ。
鉢植えでは地植えと異なり、寒肥は使わない。
3月上旬の発芽前に年間の施肥量の3分の2を与え、玉肥(油粕+骨粉)を鉢の表面に、ばらまくのではなく鉢の外側2か所に置き、次の肥料では90度ずつずらした所に置く。
5月上旬と収穫後9月中にお礼肥として年間施肥量の3分の1を与える。
7月8月は肥料が効き過ぎていると花芽が出にくく、9月以降の施肥は生理障害を引き起こしやすい。
◆鳥対策
色づいて来たら鳥が食べにくるので防鳥ねっとが必要。
鉢全体をねっとで包むか、枝ごとにねっとで包みます。
◆鉢さいず
号…号数×3cm=鉢の直径
1号=直径3cm
5号=直径15cm
10号=直径30cm
◆用語
開帳性:枝が横に張り出して成長する事。
立性:枝があまり横にでないで上にのびる事。
花芽:花になる芽の事。葉になる芽は葉芽という。
◆HP
家庭で鉢植えで楽しむブルーベリー栽培