冷え性って子供が来院しました。

 

『ほう。子供の冷え性・・・』

 

そう思い、親御さんに『冷え性を訴えるんですか?』そう聞くと、親御さんがそう思っているのだと。

 

なるほど。

 

 

で、体をチェックすると極端な下肢長差が。

加えて、背中の緊張も骨盤の緊張も強い。

 

親御さんにも状態を知ってもらうために触ってもらう。

 

 

ある仕草が気になった。

 

その仕草を親御さんも気にしておられた。

 

 

クラニオに入る前に、頭はビチョビチョ・・・

これは頭蓋内でのフル活動を物語る。

 

『この子は何かしらをずっと捉えています。』

そう伝え、施術に入る。

 

後頭部の熱量が異常に高い。

 

 

身体を触ると、その部位がグググっと力が入る。

 

ほどなく、最初に感じた違和感と、親御さんの訴えと触った時に力が入る現象がリンクする。

 

『これ、反射ですね』

 

 

つまり、幼児期に反射を使い切らずに残った場合、その反射は身体に残り、体に何かしらのコンタクトがあると反射で力が入る。

すると背骨はそちらへ歪み一見すると”側弯症”に見える(事実、側弯症だと診断されたそう)

 

施術中、コンタクト方法を変えると力は抜けてきた。

問題の冷え性も全く出ない。

 

と言う事は、何かしらの身体的コンタクトにより反射が起こり、そこに筋緊張が入るので、刺激された脊柱は交感神経のスイッチを押し、毛細血管が閉じる事でそれらが引きおこるのだと想像できた。

 

なのでそれらの解決方法を伝えた。

 

『通院はどのようにした方がイイですか?』

 

なので、『○○をしてあげるのと、○○で遊んでみて下さい。それでも冷え性の症状が酷い様なら、また、相談して下さい』

 

 

 

他のブログでも書いている様に、脊柱には交感神経がある。

姿勢次第で自律神経にスイッチが入る。

その姿勢は、思考と大体マッチした動きを取る。

なので思考がそうだと身体にはその反応が反射として出る。

 

一方、反射とは幼児期に消える反射もあれば、そのまま残る反射もある。

幼児期に消える反射が残っていた場合どうなるか?

世間はそれを”異常”とみてしまう。

 

これらに気づくのも私たちの仕事であり、必ずしも姿勢による反射だけではない事を違う形で教えられた。

 

 

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