改めて
よく質問を受けるので
シェアします。
『頭蓋調整の効果とは』
そもそも
私たちの身体には
体液と言うのが存在します。
体液と聞いて思いつくのは
”血液”だと思います。
が、
この血液は
体液のたった5％にすぎません。
体液＝血液
だと多くの人が思っていますが
血液は体液中の最も少ない
ほんのチョットの世界です。
次いで
15％が組織液と呼ばれます。
この15％にリンパ液や関節液
（膝に水が溜まるなどと言われますね。アレです）
あと、
頭蓋調整でも重要になる
【脳脊髄液】と呼ばれる世界があります。
ちなみに
残りの圧倒的大多数は
”細胞内液”と言い、
細胞の中に存在します。
脳脊髄液の役割は
・脳に栄養を与える。
・衝撃により脳が骨に当たるのを防ぐ。
・神経伝達（電気信号）の促進（水は電気を通す）
の3つの役割があります。
脳脊髄液は、
頭蓋骨と仙骨の動き（第一次呼吸システム）により
頭から骨盤まで（脳と脊髄の間）を循環しています。
呼吸システムと呼ばれるのは
私たちがお母さんのお腹の中にいる時も
生きていた（羊水の中でも呼吸をしていた）
事に由来します。
お母さんのおなかの中では
羊水に満たされるので
当然、肺呼吸は出来ませんね。
肺呼吸が行われたのは
出産して
大気のある世界に出てきた時からです。
なのでこの事を
”第二次呼吸システム”と呼びます。
第一次呼吸システムは
先に上げたように
お母さんのお腹の中でも
頭蓋骨と仙骨を動かし
脳脊髄液を循環させ
神経網を発達させていたのです。
そしてこのシステムは
私たちが死ぬまで続きます。
が、
このシステム。
乱れる事があるのです
この乱れた状態になった時
神経伝達は不良になり
正しい判断が出来なくなったり、
正しい動きが出来なくなったり、
正しい働きが出来なくなったりします。
また、
脳みそを保護する役目が出来なくなるので、
”イタミ（ストレス）”を感じやすくなります。
また、
脳みそに栄養が行きにくくなるので
ぼ～っとしたり
判断が鈍ったり
思考が鈍ったりします。
これはなにも
障害を抱えている人がなる状態ではありません。
私たちもなります・・・
ここが重要なのです
多くの人がこの事に気づいていません。
何故、
第一次呼吸システムが乱れるのか
一度、クラニオセイクラム（頭蓋調整）をすると、
数回、クラニオセイクラムをすると
治る。
問題解決した。
結果がよく分からないので止めた。
ではないのです
それを止める事は
あなたも、
あなたの判断で止めてしまったお子さんも
また上記の様な状態に
直ぐに陥るのです・・・
だから来なさい
治療を受けなさい
と言う意味もありますが、
それだけではなく
こうした問題が私たちには
かかっている事を知ってほしいのです。
クラニオセイクラムとは
発達障害の人のみが受ける治療ではありません。
アトピーの人のみが
受けるセラピーではありません。
その多くの人達が
本来は受け続けなければいけないのです。
何故か
脳みそ（脊髄）は大切だからです。
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