交渉人THE MOVIE タイムリミット　高度10,000mの頭脳戦

監督　松田秀知
脚本　寺田敏雄
音楽　佐藤準
主題歌　ガチ桜/湘南乃風

出演　米倉涼子、筧利夫、陣内孝則、八神蓮、笹野高史、塚地武雅、中山恵、永池南津子/
伊武雅刀、高橋克実、高知東生、城田優、安めぐみ、林丹丹/橋爪功、津川雅彦、反町隆史、
林遣都、柳葉敏郎、川野直樹、成宮寛貴、金山一彦、原田龍二、星野真理、相島一之、
小市慢太郎、中根徹、小野真弓

（あらすじ）

現金輸送車強奪事件が発生。
犯人グループがショッピング・モールで人質５０人を取って立て篭もった。
玲子（米倉）は主犯・御堂（津川）と交渉を始めようとするが、一方的に打ち切られた。

モール内では、
御堂が人質たちに　ジョン・レノン暗殺犯のマーク・チャップマンを例に
命の重さについて説いていた。
バイトを解雇されることになっていた木元（林）は彼の話に引き込まれる。

やがて爆発と共に人質は解放され、御堂は連行されるが、
共犯者はどさくさでわからなくなってしまった。
玲子は御堂に話しかける木元のことが心に引っかかる。

－札幌へ行くことになっていた玲子は空港で木元を見かける。
彼が偽名を使って九州便へ搭乗しようとしていることがわかり、
彼女は咄嗟にその便に乗り込む。
その便には木崎（筧）も婚約者（星野）と乗っていた。

そして玲子の勘どおり、御堂の共犯だった中川（反町）の指示の下、
兄（川野）とハイジャックを始めた。
木元は、御堂の「日本を、真面目な人間が報われる国にする」という言葉を信じたのだ。

玲子は乗客１５８人の命を救うために行動を開始する。

だが、彼女が北海道に向かった理由は
心臓の手術を受けるためだった・・・。

（感想）

テレビドラマの映画化。

米倉涼子は人柄は悪くなさそうだけど、
役柄には限界があるなぁ、と思った。

彼女の大作りな（前は大味だと思ったけど）顔には
感情がダイレクトに出てしまうので、
抑えた表情が出来ない。

で、本来、「交渉人」は　こんなに感情を表に出すべきではないと思う。
「熱血女刑事」なら納得だけど。

テレビの時も思ったけど、
そもそも、ほとんど交渉してないし（笑）

だけど、救出劇としてはそこそこ面白いし
（あれこれ安直だけど）
津川や反町の好演や
ちょいとヒネったオチのおかげで退屈はしない。

しかし、実際犯罪なんて
こういうちょっとした心の隙に付け込まれて
巻き込まれるものなのかも・・・と思った。

テレビで放送されたら、興味のある人は観れば？

オフィシャル・サイト
http://www.koshonin-movie.com/