歴史裏話~第1話~ | 金杉沙織先生の日記

歴史裏話~第1話~

私の一番好きな科目である歴史に関するお話♪

歴史に関しては面白いサイトや本がたくさんあるので、

その中から私が面白いっと思った話を紹介していきます☆


続くかわからないけど一応、シリーズ第1話ってことでヽ(・∀・)ノ


今日の主役は豊臣秀吉!!!


豊臣秀吉といえば、農民から関白まで大出世した中世の英雄。
でも、それなりにこの方も苦労をされて関白になっています。

もともと中世の武家社会においては家系というものが重んじられていたわけですが、
羽柴秀吉は農民あがりの足軽から始めて、最後は政権を握るように大出世してしまい、

当時では一番の成り上がり者、つまり、家系は農民出身という武将が登場してしまうことになったわけです。

家柄を重んじる当時としては異例の出世の「秀吉」なのですが、家系はコンプレックスだったというか弱みなわけで、

他の武将を制圧して天下を統一し、すべての武将がついてくるようなそれなりの伯がつくようにするには、

ネームバリューを上げなくてはならないということに必然的になります。(この辺は今の世の中でも同じことなのですが...。)

そこで、役職(官位)というものを朝廷(天皇)から頂こうと「秀吉」は考えました。

お金もそこそこあったので、朝廷に働きかけた秀吉は、当初、武家の頭領の象徴である「征夷大将軍」を狙っていたのですが、

これは「源頼朝」以来代々源氏が就く役職であり、農民出身の秀吉には家柄が不適当という理由で結局許可がおりませんでした。

秀吉は、そこで「関白」職へとターゲットを切り替えます。実は、「関白」は代々藤原氏他の貴族のつく役職なのですが、

当時は武家社会であった為、藤原氏他の貴族達は官位はあるが実権はないし、

荘園時代も終わっているのでそれなりに生活に困っていたようにも見受けられます。

故に、秀吉はこのような貴族の弱みを利用して、藤原氏にお金を渡して藤原氏の子孫

ということにしてもらい「関白」職の資格を得るようになったわけです。


この話は高校の授業でも少し聞いたような記憶が・・・・

裏話って程ではないかもですね【;´∀`】


でも、人間のすることって今も昔も大して変わらないんだなぁ~

ってことがよくわかる話ですよねww