こんにちは〜




わけあって1989年英国刊行の本を読んでいます。『病の経験シリーズ 糖尿病』というマイナーな本です。

当時はまだIDDMという言い方でした。

血糖測定器もようやく普及しはじめた時期 まだ尿でも検査していました。

注射も超速効型はない。

当時はまだHba1cをゴールデンスタンダードたらしめたDCCTの結果も出る前。

a1cを下げれば合併症が減るのはまだ仮設段階


などなど時代を感じさせる内容でした。







自分が当時発症していたら希望を持てたかどうか。





本書の刊行年は1989年

「展望」と題した最終章でなんと

「Closed- loop system」の開発が待たれると書いてありました!



さらには
機械式の「人工膵臓」への言及も。埋め込み式を想定していました。




1989年に夢想されていたclosed loopを、30年後の2019年、やっとこそ手作りながらも実装できるようになりました。

でも当時、期待してたら実現まで30年はかかってしまったので遠い未来ではあったよなあ。

1989年当時の未来を今生きているんですねー

これから、Closed loopが正規品として普及しますように照れ

もっともっと医学が発展して簡単に血糖コントロールができるようになりますようにおねがい