こんにちは!ポンプ大好きrepettoです!


今日は、ポンプを使ったインスリン注入について書きます



教科書でよく見る図。注入量を表したグラフです。

1 ノーマルボーラス
2 スクウェアボーラス
3 デュアルウェーブボーラス

の3種のボーラスの違いが一目瞭然ですね!ポンプでは食事用のインスリン注入をボーラスと言います(基礎インスリンはベーサルと言います)。


上記の図はあくまでもちゅーっと注入した量の推移しかわかりません。肝心なのはインスリンの効きがどう変化するかです。

デュアルウェーブボーラスすると、インスリンはどういう効き方をするのか?教科書には載ってません。

Loopアプリにしたら残存インスリンのグラフが出るようになったので、これで残存インスリンの推移がグラフで見えるようになったのです!
(ポンプ本体では残存インスリンは数字で見た瞬間の数値しかわかりません)。






まずはノーマルボーラスはこんな感じです。注射の方はこれに該当します。
100:0で0分
ガツンと入って真っ直ぐになだらかに落ちていきます。








50:50の割合で30分
のデュアルウェーブボーラスの残存インスリンの推移

今日のランチ。血糖値がギリギリだったのでいつもの70:30と割合を変えました。





今日の夕食(8pmちょうどに注入)
70:30の割合で90分
のデュアルウェーブボーラスの残存インスリンの推移(立ち上がり部分が消えてしまいました)



残存インスリンは量は、注入直後から減りはじめますが、同時にその減った分を補う形でスクウェア部分が注入されていることがわかります。

注入時間の20:00から21:30頃まで残存インスリンがほぼ一定の高さで推移してるのがわかります。微増ですがほぼトントンですね。

7:3で90分のデュアルウェーブボーラスすると、残存インスリンが一定の量を保たれる。つまり、インスリンのポテンシーの山をなだらかにし、血糖値の押し下げ効果が、均一で安定した時間帯を長くつくれるのです。

道理でコントロール良くなるわけだ!

比率と時間は個人差あります。自分の場合は、夕ご飯をがっちり満腹に食べるので脂っこくなくてもタンパク質だらけでなくても消化に時間がかかるので90分必要なようです。(ランチは軽くすませるので30分)

ポンプにして一年半、デュアルによる残存インスリンの変化量がなんとなくしかわかってませんでしたがLoopアプリのおかげで見える化できました。

最近一時的に中断してたデュアルウェーブ再開してからコントロールが大きく改善しました。平均血糖値が、クローズドループ導入前の水準に戻ってきました。





#残存インスリンとインスリンの効きは同じではありませんが、変化の推移を追うには前者で代替してます。

#722は防水じゃないので夕食後お風呂入る時まだデュアルウェーブ中のことが多くて、さいきん途中で中断しちゃってるなあ。防水ケース買って一緒にお風呂入ろうかなあ🛀 防水の640Gが恋しい。

#Loopアプリでは、デュアルウェーブ中はアプリとポンプの通信が途切れてデュアルが終わったら再接続します。ノーマル部分はすぐさま反映されるけど、スクウェア部分は再接続後に遡ってグラフに反映されます。

#最近はなぜかお風呂入ると血糖値下がるなあ、前は変化なかったのに。血行が良くなったのかなあ。