本日は大阪で講習会がありまして参加してきました。

東京は東村山にある『ロートンヌ』の神田広達氏による

洋菓子技術講習会です。

午前と午後休憩をはさんで、全部で5種類のケーキ

(実際にお店で出しておられるもの)を教えてくださいました。


1.「ファーブルトン」

  カヌレに似た生地の焼き菓子。

  外がカリっとして中はもちもち。

ファーブルトン

2.「エキゾチック」

  ホワイトチョコのムースの中にパッションのジュレ。

  チョコのビスキュイを底に敷いた甘酸っぱいお菓子。

  別々に食べると甘すぎるチョコムースと

  酸っぱすぎるパッションのジュレが

  一緒に食べると絶妙の組み合わせ。

エキゾチック

3.「ぎり×2」

  パートザマンドを型はめして、カシスのホールと

  クレームダマンドを絞りこんで焼いた土台。

  中にクレームカシスが入った円錐形のクレームマロンを

  ピストレして土台のタルトの上にのせています。

  デコ箱に入る「ぎりぎりの高さ」だから、この名前(笑)

ぎりぎり

4.「ロッソスクーデリア」

  何と赤ピーマンのムースです!!

  ゴマの入ったシュクレを空焼きして中にチョコビスキュイをしき、

  チョコクレームを絞りいれる。

  上に赤ピーマンのナパージュを塗ったムースをおく。

  フランボワピューレが半分量入っているのに、

  かなりの赤ピーマン味と色合い。

  そのまんまピーマン味のケーキです

ロッソスクーでリア

5.「トライアンフ」

  チョコムースの中にオレンジのバターケーキの生地を

  シート状で焼いたものを入れ、

  底にさくさくのフィヤンティーヌをしきます。

  分離してもよいから、しっかりと混ぜ続けるという

  バターケーキの生地が面白い。

トライアンフ


とても個性的なケーキでした。

神田氏はとても気さくな方で、いろんな質問に答えてくださり

「一緒に写真撮ってください」という私の申し出にも

快く応じてくださりました。


他のお店の作り方を見れるのは楽しい。

講習会は出来るだけ参加しようと思います。