勤めを完全リタイアしたことに加えコロナの影響で家にいる時間が多くなり、昔集めたLPレコードを引っ張り出して聴いたり新たに集めたりしていますが、同時にオーディオ熱も沸々と沸いてきました。プレーヤーのカートリッジは10数年前に買ったオーディオテクニカと約40年前に買ったシュアーを持っていますが、オーディオテクニカの方(MC型)は既に廃版品なので針が擦り減った時点でおしまいです。シュアーもレコード針業界から撤退して純正針は既に生産停止となっていますが、国内で汎用品を作っているメーカーを見つけたので初めて買ってみました。音は中高音域にややざらつき感が有るものの音像はビシッと決まってまあまあ良い感じです。初期不良にも対応してもらえるようで、当たり外れの多かったUSA製の純正品よりはるかに良心的です。

 

 

 

 

アンプもたいへん古いものですが、プリ部とパワー部を分離できるタイプなので、LP・CD・ネットワークプレーヤーの各出力をキット製のパッシブフェーダー(セレクター兼ねる)経由でパワー部に直に送りだすようにしました。ボリュームのガリが甚だしく、大分へたっていたプリ部分をバイパスしたことで音が見違える(聴き違える)くらいクリアになり、一皮剥けた感じです。シンプル・イズ・ベストですね。