科学が知っている、赤ちゃんのこと

~頑張らない育児のすすめ~


という、講演会に行ってきました。


講師は、日本赤ちゃん学会理事長、小児科医、

同志社大学赤ちゃん研究センターの

小西先生という方です。





会場が新設の大学で建設されてた時から気になっていたのと、

子育てママのために、見守り保育つき、500円で受講できる

という気軽さに興味を惹かれ受講してきました。


というわけなので、安易な興味でしたし、

子どもが泣いたりして、集中できないだろうし、

『がんばらなくてもいいよ!』 なんて、

ありきたりなお話なのかもしれないと、

さほど期待せずに行ったのですが、


行ってみたら、

ちゃんと各場所に誘導してくださるスタッフの方がいて、

受付も、大人だけのかた、

0歳児同伴の方、

1歳児同伴の方

と分かれていて、その配慮した席順に、

まず感銘を受けました。


わたしは1歳児同伴でしたので、講義室の真ん中くらいの席で、

すぐ後ろに子どもが遊べるスペースが用意されており、

すぐアクセスできるようにされていました。


しかも、部屋には新設なだけあって、モニターが各所にあるので、

席で講演を聞けなくても、子供をあやしながら、

モニターで見れるようにもなっていたし、

0歳児同伴の席にはベビーカーが通れるよう、

広めのスペースが設けられていました。


こんなちょっとした配慮って、育児してる親にとって

とってもありがたいですよね。


そして、講演の内容。

いろいろ話をされた中で、なるほどっておもったことをひとつ。


愛着形成は赤ちゃんから発せられているという事。


赤ちゃんてオッパイを飲んでる時、何してると思いますか!?





すぐ答えられますか!?



今授乳が必要な赤ちゃんがいるお母さんや、

つい最近まで母乳を与えていたお母さんなら

すぐわかるんじゃないでしょうか!?




そう、オッパイを触ってるんです。


そして、それを見てお母さんは、

赤ちゃんに無意識で触れていると思います。

頭をなでたり、あしをさすったり・・・。

愛しいと思うんですよね。


わたしにも経験があったので、すごく納得できました。


それが、母子相互作用の愛着形成なんだそうです。

親子の絆がうまれるそうです。



愛着って考えたとき、まず親から子へって思い描きますよね!?

それがそもそも間違い、、、とまでは言わないにしても、

それだけじゃないよってことを


改めて、赤ちゃんの目線 で考えさせられる講演内容でした。


だから、これは、私の解釈ですが、

頑張らなくてもいいって言うのは、

親が先回りして、『こうあるべき』って

知らない間に決めつけてるから、

当てはまらなくなると、

無理強いして、おこりつけたり、

今度は怒ってる自分がなさけなくなったり、、、

頑張ろうとすればするほど、辛くなる。


でもきっと、赤ちゃんは、そんな親を見て、

『もっと、肩の力抜いてよぉ~、』って、

ひややかにみてるのかもしれませんね・・・。


これまた、わたしの余談ですが、母乳あげてる時って、

最初の頃は新鮮なのですが、何か月にもなると、

ついついスマホいじったりしがちじゃないですか!?


でも、もし、今授乳中の方がこのブログをよんでくださっていたなら、

その時間を今しかできない愛着づくりと

とらえて、大切に過ごしてもらえたらと思います。


こんな話、わたしも、出産してすぐきけたら、

もうすこし、子どもの目線で接することができたなぁ~。にひひ


子育てって、毎日が勉強。

子どもに教えてるつもりが、

実は教えられてる。



一緒に成長していくつもりで、

明日は、もう少し、

上の子には『早くしなさい!』って言わなくてもいいように、

下の子には、『こぼさないっ!』って目くじら立てないように、

もう少し、穏やかな気持ちで接しよう。