先日母から電話があり
昔お世話になった恩師のM先生が亡くなった事を聞きました。
M先生とは、私が3歳から20歳で就職するまでお世話になったエレクトーンの先生です。
当時は習い事と言えばピアノが主流だった中「なんかエレクトーンってカッコいいじゃん」とただの母のミーハー心から習うことになったエレクトーンですが
先生がとても気さくで楽しい方で、なんだかんだとそこで17年間もお世話になりました。
17年もやってるとさぞ弾けるのでしょう。。。と思われそうですが、レッスンに行くのは、ただそこにある漫画読む目的で、しかも練習もほとんどしなかった私なので大して弾けません教室の本棚にあった山ほどの漫画を読破したことが唯一の自慢。
結婚後も年賀状だけやりとりしてて、私のバカ親年賀状にも「毎年娘さんの成長していく姿が見れて楽しみにしてます」と書いて下さってて、いつまでも生徒思いの先生でした。
私は何事もコツコツ努力する方でなくて、どちらかというとすぐに飽きてしまう性格。なので、漫画読みに行くだけだったかもしれないけど、それでも17年も通い続けられたのはやっぱり先生の人柄のお陰だと思います。
思春期の荒れた時も、進路に悩んでいる時も、レッスンそっちのけで先生と色々話しができたこと、それが私の人生の中では結構大切なスパイスになっていると思います。
そう思うと、本当に私にとって大切な方でした。
もう一度会いたかったな。実家のすぐ近くだしいつでも会えると思っていたのにそれは叶わなくなってしまいました。
先生、全然練習してこなくて、いつも喋ってばかりで、漫画読みに来ていた私を文句も言わず17年間もお世話してくれてありがとうございました。
どうか安らかにお眠りください。天国でも先生の大好きな音楽をたくさん楽しんください。
先生と出会えてよかったです。本当にありがとうございました。
そして、ふと娘も習っていたエレクトーンを辞める時のことを思い出しました。
中学になり、部活や他の習い事との兼ね合いがつかなくなり、辞める事になったのですが
娘のエレクトーンの先生もとても素敵な先生だったので、少し・・いや、かなり残念でした。でも娘が選択した事だし仕方ないと思い最後の日に挨拶に行きました。
先生は残念そうでしたが、娘に「時間は限られているからね。やりたいと思うことを思い切り頑張ってね」と仰って下さり、そして
「ただ、あなたはまだまだ若いから1つの事に縛られてないで、色々な世界を見て色々な事を感じて視野の広い生き方をしてね。
それから音楽って生きていく上でとても大切な存在になると思うから、これからもあなたの中で音楽を楽しむ心を忘れないでね」と仰られました。
娘は何も言わずにただ頷いていて、その後もその話を親子でする事はありませんでしたが、きっと何かを感じていたと思います。
この先生の元で娘は学ばせていただけてよかった、つくづくそう思いました。
娘はこれから人生の選択をする初めての関門、高校受験が迫っていますが
私は「どこに行く」よりも「そこでなにを見て何を感じるのか。」「そこでの出会い」の方が大切だと思ってます。
正直私は出来の良い親ではないし、娘に 何かを説教できるほどの人間でもなくて反面教師にはなりまくりだけど。。
だからこそ人との出会いを大切にしてほしいと願います。
そこで会った人を大切にして、そこで感じた事を生かしていける人生を歩んでほしいと思っています。
・・・と、言いながらも実際は娘の成績表見て毎回毎回目眩起こして軽く記憶がとぶ私ですが・・言ってること違うやーん。
そして素敵なご縁の中で繋がったみのるさんは・・・
早乙女太一並みの流し目で人を使う事をマスターしました!これやられると私メロメロなんですっみのる様っ!
片っぽでは
カメラがブレるほど、まめ太が激しく私の手と戦っております
右手にまめ太、左手にみのる。
今、この幸せな時間を過ごせる事に感謝
昨日見た夕焼け空、1日の終わりにこの空が見れたことに感謝感謝
一日一日を大切に
そして今日もよき1日となりますように
甘え上手なみのるは元保護犬です
ステキな家族を待っている子がいます
瞳のさきに・・・3