本日は動脈硬化のリスク管理についてお話していきます。
是非最後までご覧ください。
女性ホルモン(エストロゲン)にはLDLコレステロール値や中性脂肪値を下げる作用があります。
女性はこのエストロゲンによって動脈硬化から守られています。しかし、更年期以降はエストロゲンの分泌量が減少するため、脂質異常症を発症する人が急激に増えます。一方男性は30歳代からLDLコレステロール値や中性脂肪が高くなり、動脈硬化性疾患も増え始めます。暴飲暴食、働き過ぎなど、要因となる生活習慣に注意する必要があります。
■動脈硬化を進めるさまざまなリスク
脂質異常症は動脈硬化を進める重大なリスク(危険因子)の一つです。
・高血圧
・糖尿病
・喫煙
・肥満
・運動不足
・ストレス
・加齢
・遺伝的要因
LDLコレステロール値や中性脂肪値がそれほど高くない人でもリスクを複数持っている方は注意が必要です。
■すぐできる改善見直し
・タバコの本数を減らす
・お酒の飲む回数を減らす
・睡眠をしっかりとる
・運動習慣をつける
・適正体重に保つ
・体重の記録をする
小さなことでもいいので生活習慣を見直すことからはじめましょう。