本日は筋肉量を低下させる3大要因についてお話していきたいと思います。

是非最後までご覧ください。

 

~筋肉量を低下させる3大要因~

 

・日頃から体を動かしていない

 

筋力が低下する大きな原因のひとつは運動不足です。
体を動かさないと、筋力は気付かない間にどんどん低下してしまいます。
長い間使われなかった筋肉は、体に必要無いと判断され分解されてしまうのです。
筋力の低下を防ぐためには、定期的に体を動かすことが大切。 ピラティスやウォーキング、ランニングなどを行い筋力低下を防ぐことが重要です。

 

 

・偏った食事やバランスの悪い食事が原因の「栄養不足」

筋肉を動かすためにはエネルギーが必要不可欠です。
エネルギーが不足していると、栄養を取りこむために筋肉が分解されてしまい、その結果筋力が低下します。
激しい食事制限によって栄養不足に陥ると、脂肪より先に筋肉が消費されてしまいます。そのため筋肉量が低下し、太りやすく痩せにくい体になってしまうのです。 栄養をバランスよくとるためには、野菜だけでなく肉や魚、米など炭水化物とタンパク質もしっかりと摂取することが大切です。 またアルコールの大量摂取や喫煙も筋力低下を促進させてしまうので注意しましょう。

 

 

・精神的なストレス

 

ストレスを溜めることが体に悪いことは明白です。ストレスは、筋力を低下させる原因のひとつでもあります。強いストレスを感じ続けると、コルチゾールと呼ばれるステロイドホルモンが分泌されます。 少量であれば人体にとってプラスになるホルモンですが、過剰に分泌されると筋肉が分解され脂肪へと変わってしまいます。
血中の糖と体脂肪を増やしてしまう働きがあるため、コルチゾールの過剰分泌は避けなければなりません。 ストレスを完全に無くすことは難しいと思いますので、ストレスとうまく付き合っていくことが大切です。
趣味やリフレッシュできる自分なりの対処法を見つけて、ストレスを溜めこまないように心掛けましょう。 

 

 

~筋肉維持する健康価値とは~

筋肉は体の重量全体に対し40%~50%を占める重要な器官です。
筋肉には、体を支え、動かし、エネルギーを貯蔵するという機能があります。
生まれたばかりの赤ちゃんの筋肉量は少なく、立つことも歩くこともできません。成長していくにつれて筋肉の量が増え、20歳ごろまでは、筋肉の組織は太く長くなっていきます。そして、20歳ごろを過ぎると少しずつ筋肉量が減っていき、70歳代では20歳代の4割程度に減少するというのが一般的な推移といわれています。30〜50歳代の中年期にあまり運動をしないで過ごすと、筋肉が急激に減少する可能性があります。減る量が多い場合は、病的な状態と捉えて対策を行っていくというのが現在の筋肉に対する考え方です。

 

~筋肉量が多いほど長生きできることもわかってきた~
最近、75〜84歳の高齢者の歩く速さと、10年後の生存率を調べた研究で、筋肉の量が多いほど長生きできることがわかってきました。普通以上の速さ(毎秒1.4m以上)で歩けるグループと、歩行速度が遅い(秒速0.4m未満)グループとを比べると、10年生存率に3倍程度の開きがあることがわかったのです。この結果は、歩くのが速い人、すなわち筋肉量が多い人ほど長生きできることを表しています。今、歩くのが遅い人も、運動や適切な食事などによって速く歩くことができるようになれば、生存率を伸ばすことが可能です。

 

筋肉が減ることによって運動機能の低下で転倒などの危険が高まるだけでなく、免疫力低下や血糖値の上昇などにつながり、病気にかかりやすくなります。

筋肉の量が維持することできます。一方で、栄養をきちんととっていなかったり、運動不足であったり、肥満・メタボの場合には分解が進んでしまい筋肉の量が減っていきます。

加齢に伴い、筋肉量は減っていきますが、筋肉が減ると、肺炎や感染症、糖尿病などさまざまな病気のリスクも高まります。

 

~血糖と筋肉~

筋肉はエネルギーの貯蔵庫で、血糖値の調整を行う働きがあります。食事をとると、血液中の糖が多くなります。糖の一部は脂肪にも蓄えられますが、多くは筋肉にため込まれます。筋肉の量が減ると、糖をためておく場所が少なくなるため、糖を調節する力が低下して血糖値が変動しやすくなり、糖尿病になる可能性が高まります。
また、筋肉が減ると免疫機能が低下し、肺炎などにかかる人が多いことも報告されています。厚生労働省研究班の報告(2015年2月)では、筋肉量の少ない高齢の男性は、多い男性に比べて死亡率が約2倍になるとの調査結果がまとめられています。

 

~サルコペニア~

加齢や生活習慣の影響によって筋肉の量が減ることを意味する言葉です。サルコはギリシャ語由来で「筋肉」を表し、ペニアは「減少」を表しています。1980年代の後半にアメリカの学者が提唱し、筋肉の低下に対して注意を促しました。

 

 

 

整体ピラティスウォークでは定期的なタンパク質量の分析と筋肉量の評価を行い未然に糖尿病や生活習慣病の予防に努め地域の皆様の健康をサポート致します。