じめじめとした、いや～な感じのお天気です。
そんな中、かわいいお客様がやってきました。
まだ、飛ぶことができないすずめの雛です。
あかちゃんが抜け切らない感じのかわいい顔してます。
逃げないし、手にのせるとこっちを見て「ちゅんちゅん」となついてくるみたいに見えます。
子供がペットにする気満々でしたが、考えてみたらすずめを飼ってる人なんていないし、野鳥やし、
飼い方分からないし、どうしようかな～って思ってました。
動物が大好きな息子にしてみればすずめが巣から落ちていたのはある意味「ラッキー」な事だったのか・・・
水をやってみたり、朝食のパンをちぎってあげたり、とにかく触りたい、かまいたいで放って置けない状態。
すずめの事で盛り上がっている中、今日も常連さんのＹくんはモンキーを仕上げるためご来店。
それ所じゃないようです。
ですが、鳥かごを持っているからということで借りることにしました。
主人がホームセンターで小鳥のエサを買って来てくてたんですが、そのエサをあげようとした時、
小すずめの親らしきすずめが私たちの上をぐるぐる飛び回って、ちゅんちゅんと子供に呼びかけてきたんです。
小すずめもそれに答えようとして「ちゅんちゅん」と鳴いていて、これは家族のもとに返してあげなければね。
息子は納得いきません。
ペットとして自分が世話をする気満々でいたのに、エサもあげれないまま親鳥のもとへ帰って行きました。
息子はそれから泣きっぱなしで、大好きなカレーライスもそっちのけで思い出しては泣いて・・の繰り返しです。
でもこれが一番いい方法だと思います。
動物でも人間でも親と一緒が一番だから。
あのすずめはきっと飛ぶ練習をしていて巣から落ちてしまったんでしょう。
それを親鳥が懸命に探していたんだと思います。
息子はまだ納得してませんが、きっと本当はわかっているんだと思ってます。
Ｙ君には鳥かごはお断りしました。
それ所ではないＹくんのモンキーは悪戦苦闘しながら無事完成したようです。