まだ、19歳の頃。
既に結婚し、子どもが居て、
更に妊娠中でした。
当時はチャイルドシートの義務化が無く、
助手席で娘を抱っこして、夫が運転してました。
片側一車線の見通しの良い直線を走行を
しておりました。
その時、
急に目の前から、眩い光が差してきて、
ゆっくりとフロントガラスが蜘蛛の巣のように
ひび割れが始まりました。
この瞬間は本当にスローモーションで、
何があったんだろう・・と
思った瞬間！
凄い衝撃で、
無我夢中で娘を抱き、窓から出ました。
ガラスの破片の中、痛みも感じず裸足で、
道路の脇へ行きました。
頭も痛いし・・
一時停止を怠った人が運転席側から、
突っ込んできて、
夫は膝から血が大量に・・
でも、相手方に怒鳴り散らしてる・・
アドレナリンが出過ぎていて、
痛みに気が付かなかったのです。
その後、搬送先の病院でだいぶ縫ったのです。
私と娘は全身ガラスだらけ、
頭を打っているという事で、病院へ。
事故現場の横は、なんと、
脳外科・・・
そこに入院する事になったのです。
これも、またネタのような話し、、。
後日、どのような事故だったのかを聞いたら、
車は横転し、大破したようでした。
更に反対車線までいって、雨が降っていた事もあり、
だいぶ滑りながら、横転したとのこと。
だから、逆さまだったのか・・と思いました。
確かにたくさんの住人が出てきてたような、、
救急隊の方から言われた言葉は、
「若くなかったら危なかったね」
でした。
社外に子どもが放り出される事も無く、
本当に良かったと心から思いました。
