おはようございます。
占い(易)は何時頃出来たのか?中国の史書、司馬遷の『史記』の「太史公自序」に「昔西伯、(莠里ゆうり)に捉われ、周易を演ぶ」と言う一文があります。
また孔子によって書かれたといわれる『繋辞伝けいじでん』にも「易の興るや、それ殷(商)の末世、周の成徳に当たるか、文王と紂との事に当たるか、この故にその辞は危うし。」と言う記述があります。
易が盛んになったのは、殷(商)末周初の頃であり、文王(周公)が紂(受)王に苦難を与えられたときにあたろうか、それゆえ文王が作った(卦辞かじ)にはきわどさがあると・・・こう言う事です。
文王は紀元前11世紀の人です。3100年以上も前の人ですよ。孔子は紀元前500年頃で、どちらにしても相当古い。日本には何時頃伝わってきたのか、調べてみるのも面白いですね。
要するに人間は、古代には化学も医学もこれと言ってない時代です。神とい言う象形文字は、申が神という字で、これは雷が落ちる状態であると白川博士の「持統」にのっています。当時の人は、何を見ても神(自然現象)を見たのでしょうね。占いは現在でも続いています。
今日は本当に暖かかった、桜の開花も直ぐですね。ただ明日は雨の様です。良い週末を。
また書きます。