おはようございます。
今日は二十四節気の一つの「冬至」です。一年で一番昼が短い日です。
我が町伊東の海では、今月20日からなまこ漁の解禁で、冬の風物詩の“つきんぼ漁”が行なわれています。船の上から箱眼鏡で、海底のなまこを銛で取る漁なのです。毎年友達や親戚の叔父さん達が、取れたてをくれるのですが…昨年と今年に立て続けに亡くなってしまい、寂しいかぎりです。
年々伝統を受け継ぐ人達が居なくなります…。私はふと思うのですが、工芸品や農業、漁業など文化の面でも後継者が居なくなる…。この事は多分何処の国でもきっと起こっている出来事なのでしょう。人間とは不思議な生き物で、普段は何にも考えた事もないのに、なまこ一つで突然考えてしまう…。
お祭りも少子化の影響で子供が居なくて、太鼓を叩くのに女の子も一緒に山車に乗って叩いています。祭典の日取りまでも、各家庭に合わせて町内で違う…。伊東の町も何日も祭りが見れて良いのですが、私達子供の頃には考えられない事が起きています。
政府も地方の土地の行政も、普段から少子化対策を怠ってきたつけが、日本全国で回ってきています。今年も多くの友人、知人が亡くなりました…。色々ありましたが、今年も今日を入れて泣いても笑っても後10日…。我が社も26日に仕事納めとなります。
年を取ると年々良い事が少なくなります…。何か気分転換を計らなければ駄目ですね。
また書きます。