おはようございます。
…ついに我が家は、全員風邪に掛ってしまいました。今日は娘までも学校を休む事に…。私も余りにも体調が悪すぎるので、今日も安静にしています。
21日の土曜日は、二十四節気の一つ『大寒』でした。一年で一番寒い時です。我々の病気は寒さが一番の大敵です、とても辛いですね。この寒さでインフルエンザも流行し始め、市内の小学校では学年閉鎖や学級閉鎖もあるようです。予防となる、『手洗いうがい』は徹底したいものです。
さて金曜日の報道では、凄い発見がありました。東ティモールの遺跡で、人間が食用にしていたとみられるマグロなどの骨や釣針が見つかり、人類が約4万2千年前から高度な技術を使って遠洋で魚を釣っていた可能性が高い…という事が、オーストラリア大学と東海大のチームの調査により解ったそうです。
東海大海洋学部の小野林太郎講師(海洋考古学)によると、「従来の研究では人類が約1万2千年前に遠洋で釣りをしていた事は解っていたが、それより3万年も前に既に行われていたと見られる事が新たに解った」という事でした。
発見場所の東ティモール東部のジェリマライ遺跡は、海岸から数百メートル離れた石灰岩の洞穴で、人間の生活空間になっていたと見られています。4万2千年前に堆積したこの洞窟の層から、マグロやカツオの骨が見つかり、約1万6千年前~約2万3千年前の物と見られる貝殻で作った釣り針も出土されました。遠洋を回遊する大型魚マグロなどは、高速で移動するために、釣り上げるには高度な技術が必要とされたようです。小野講師は「遺跡の保存状態は非常に良い。今後の研究でどのような漁法で捕獲したのかをさらに明らかにしたい」と述べられています。とにかく4万年以上前に起きていた事実なのですから…凄い話ですね。
私は今後も更に人類の凄い事(色々な火を使う事や狩猟、住居)が世界でまだまだ発見されると思います。日本でも7千年前は私達の小、中学の歴史では石器時代でした…。それが、三内丸山遺跡では7~8千年前にはヒラメの養殖あとが発見されています。北海道や出雲でも色々出ていますが、人類はやはり凄い生き物ですよ。私も少し気が滅入っていましたが、この報道を見たらもう少し頑張らないと。
また書きます。