おはようございます。
台風12号での行方不明と死者を合わせると、100名を超える被害となりました。今度の被害は大部分が大雨による崖崩れの為だそうです。崖崩れには表層崩壊と深層崩壊との二種類があるそうです。今度のは殆んどが深層崩壊で、これがいわゆる山津波だそうです。
深層崩壊は岩盤の上からそっくり滑るから、もの凄く早くそれで大きい・・・和歌山と奈良の二県でみられましたが、行政は避難勧告や、退避命令は出せなかったのでしょうか？専門家の話では殆んどが無理だと言う事です。何故なら集落があちらこちらに点在していることと、とに角、離れすぎていることだそうです。
それと一番行政が恐れるのは、もしも避難勧告をして何も起こらなかった時の住民の怒りだそうです。それも変な話ですよ…。何も起きなければ「良かった」と素直に喜べばよいのです。避難をしないで命を失くせば、それこそ元も子も無いですよ。我々地域住民も心せねば・・・・。
専門家の話では、7年前にも台湾で今回の12号台風と同じように台風の為に大雨が三日ほど降り続き、十何キロかにわたって深層崩壊が起こり数百人の犠牲が出たと・・・。7年も前に台湾で同じ現象被害が出ていたのですよ！それこそ国は対岸の火事ではなく、行政に生かせないのですかね？これだけ大雨が降り続ける事は解かっていたのですから・・・。
我が国は地震大国、台風の通過圏、他国で起きたことは必ず我が国でも起きる。当然の事を軽く見過ごしている！それが現在の日本の姿です。学者が言っておりましたが、「これからは台風もどんどん大型化して来る」そうです。『転ばぬ先の杖』用心をするに越したことはありません。今度の事を教訓として何か手を打たないと・・・
また書きます。