おはようございます。
今朝の新聞で20日から東京国立博物館で真言宗の開祖空海に縁のある仏像が8体と空海自筆の書5件などと他の品々が多数展示されるとの事です。空海は774年に香川県の生まれで、804年に遣唐使に加わり、留学2年で密教の奥義を修め、帰国後は京都の神護寺や、東寺、和歌山の金剛峰寺を拠点に密教を体系化し、布教活動をしました。
比叡山天台宗の最澄、高野山の真言密教の空海当時の二大宗派と言っても過言ではありません。この後この中から独自の宗派が出てきますが、この頃の仏教は貴族や上流社会の為の仏教で(この頃はまだ武士は下級層)庶民には縁の無いものでした。最澄も、空海も一般民衆に…と想った事は確かでしょうが、世相に合わなくて貴族や皇族(上流社会)の仏教の感は否めません(貴族皇族の庇護が無ければやっていけなかった)。
法然や親鸞、日蓮等が一般庶民(下級層)に極楽を説くのは、ずっと後のことです。私は子どもの頃から、神社仏閣や仏像を見るのが好きで、見ているだけで何故かホッとするのです。
空海は嵯峨天皇、橘逸勢(たちばなのはやなり)と共に日本三筆と言われています。偉い人が、物知りの人がちょっと間違ってしまう、そんな時に「弘法も筆のあやまり」などと諺さえ出来ていますが、それほど凄い人だったのですね。私は無神論者ではありませんが、神仏は己の心にあれば良いのだと思います。毎日がこの暑さです。仏像でも眺めて暑さをしのぐのも一興ですよ。
さて今日の午前10時より、いよいよ伊東マリンタウンで らくらくばんざい!「らく~に」を常設して、皆様のお出でをお待ちしております。まだはっきりとした時間が決まった訳ではありませんが、平日は10時~16時、土曜日曜は10時~17時まではやりたいと思っています。
ドライブ途中の良いリフレッシュになると思いますので、どうぞご家族でお出かけ下さい。
また書きます。