おはようございます。
昨日イタリアで、原発の賛否を問う国民投票が行われました。57%の投票率で成立、9割以上の反対で原発廃止が決定しました。
原発問題を是か非か騒いでいないで、わが国でも国民投票をすれば良いのですよ!他国で出来ることが、何で我が国では出来ないのですかね?やはりそこには、利権の影や、族議員たちの思惑が見え隠れしています。
国民新党の亀井静香さん、記者会見で面白い事を言いましたよ。「主君が頑張ると言っているのに、家来が介錯をすると言って刀を振り回している」と・・・・。本当に今の国会議員の中に侍はいませんね。
中国の春秋時代の人で「清」の国の名宰相であった管仲の思想をまとめた書に『菅子』があります。この書は、三国時代の「蜀」の名宰相の諸葛孔明も愛読したと言われています。その中に「大なるものは(時)なり、小なるものは(計)なり。」というのがありますが、名文ですね。
くしくも菅さんも同じ菅ですよ、何でこうも違うのかですか?事業でも、国策でも実行するタイミングが大事です。残念ながら、今の政府与党には勢いがありません。『管子』ではこういう事も言っています「王者は勢いに乗じ、聖人は幼に乗じる。」と。勢いのある政権なら、何も策を弄することはありません。人間も会社も、政権でも落ち目になれば、どんな事をしても無駄ですよ。唯、菅さんも哀れではありますね。信の置ける人材が、周りに無さ過ぎた。これも己の罪、不徳のなせる業ですか…?
また書きます。