秦の始皇帝は本当に暴君? | 脳溢血からのゆうき

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おはようございます。


さて、今日は秦の始皇帝について少し・・・・。

始皇帝と言えば…まず大変な暴君だったとされていますが、果たしてそうでしょうか。確かに暴君的な処はあったと思いますが、何せ何千年も続いて戦乱に明け暮れた中国を統一して、秦という大帝国を打ち立てたのですから、カリスマ性に富み断然強いリーダーシップを発揮したでしょう。時には暴君に見られた事もあったでしょうが、今のわが国の総理のような人だったら国民はついていきますか?


始皇帝の偉大さはまず文字の大改革を行いました。それまでの大篆(だいてん)から現在使われている小篆(しょうてん)へと、文字の簡略化という事を断行したり、もう一つ度量衡(どりょうこう・長さと容積と重さ)を統一したり…拾っていくと結構あるんですよ。

後世の学者は、始皇帝の事は唯の暴君だとあまり褒めてはいませんが、十八史略などは大変な英雄であると、褒めちぎっています。諸国の歴代の王が死後に贈られた諡(おくりな)の廃止や皇帝という言葉も、最初の皇帝だから始を使い名乗った、朕(ちん)という言葉にも意味がある兆(きざし)を表す言葉で、いかに早く未来を予測して色々起こる現象を看て取るかと…。


我が国の議員達のお粗末な事。総理も格大臣も速やかな国会運営を説に願いたいものです。


また書きます。