たまの独り言 | つれづれなるサラリーマン日記

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博士号を目指すサラリーマンの日記。

日本型経営

最近余り聞かれなくなった言葉、「日本型経営」があります。
「成果主義」に代表される欧米型の経営スタイルが導入され
年功序列、終身雇用、などはほとんど無くなってきていると
言われております。

しかし、完全に無くなったのか?と言われると。。そういう
訳では無い様です。

年功序列
・確かに、年功だけで序列が決まる仕組みは無くなり、本人の
 適性やポテンシャルなども考慮されるようになってきている
 ようです。組織に渇を入れたいときに、抜擢人事をするぐらい
 でしょうか。。

終身雇用
・60歳まで雇用を保証されていることは有りません。しかし、子会社
 出向や次の就職先の面倒を見る会社がほとんどでは無いでしょうか。

何が言いたいかと言いますと、旧来の日本型の経営スタイルを口に
出すのはおこがましいあるいは時代遅れのイメージを連想させ、グローバル化
に対応した経営を行っているとしているほうが株主などステークホルダー
にアピールできると考えているのでしょうか。

ただ本質的な部分は変わりましたでしょうか?
明らかな年功序列は無くなりましたが、基本は年功ではないでしょうか?
それで差があるあるいは特徴を出したい場合、抜擢人事をしてませんでしょうか?

今までも60歳まで安定して雇用してくれる企業がそんなにありましたでしょうか?

なかなか変えることができない、変えたくない本質的なものが有るのでしょうね、。
日本人の本質的なものが影響を与えているのかもしれません。