今朝の新聞にて
京セラが中国での携帯電話端末事業から撤退する記事が
ありました。
中国では安価な携帯端末が好まれ、日本製の高機能端末
が売れなかったのが原因です。
これで中国で販売する携帯メーカは無しとなりました。
この記事を読んで、皆様どうお考えでしょうか?
・日本製品のよさをわかってもらえなかった
・中国市場のリサーチ不足
・高機能であれば売れると思っていた
etcetc・・。
私は、リサーチ不足でないかと思います。
経営学を学んだわけでもないし、経営者でもないのですが、
技術だけで太刀打ちできるものではなく、やはり戦略がないと
うまくいかないわけで。
それを実現させるには、事前のマーケティングで入念に調べ
実際販売する際の営業戦略をきちんと立案して、PDCAでまわす
のが必要かと思います。
このメーカがどうであったかはわかりませんが、
日本の携帯電話産業としては、大きな痛手でしょう。
携帯キャリアさえ見ていれば、商売できたのはあくまで
国内での話。
昔、NTTの交換機の販売で、電電ファミリーと揶揄されていた
ものと変わらない構図です。
グローバル化の波が押し寄せている今、日本企業の生き残って
いく術を再度考えなければいけないでしょう。