これまで無所属で活動して来て、その活動の仕方に難しさを感じていました。今年に入り、「これからはお前たちの時代だ」と言ってくださる先輩や、「一緒にやろう」と言ってくれる仲間からご連絡をいただきました。生活に目を向けた政治、そしていのちを優先する政治、それを実現に近づけていくための志は微塵も変わっていませんが、やはりそれを形にして行かなければ画餅で終わってしまうという危惧をずっと持っていました。その中で、中央政界においても、野党の在り方が少しずつ変わり、自由党と国民民主党が合流を視野に統一会派を組むという報がありました。
そういった流れを受け、より大きなまとまりを作っていくために、日本列島最北端の青森県、地方において、私自身は本当に微力でしかありませんが、地方からその大きなまとまりを作っていきたい、その想いで国民民主党に入党させていただきました。そして先週末の党の幹事会で、正式に八戸市議会議員選挙における公認をいただく運びとなりました。ここに至るまで悩みに悩んだ結果、時期的にだいぶ遅くはなってしまいましたが、やはり一強多弱が続けば一体誰を利する事になるのかを改めて認識しなければならないと考えた結果です。
民主主義を本来的に機能させていくためには、国政においても、また地方政治においても為政と対峙していく勢力が必要であり、その存在が無ければPower corrupts、権力は腐敗してしまうものです。その一翼を担う国民政党を、より大きなまとまりを作っていくために、まずは民主主義の学校と言われる地方自治からと考えています。私の生まれ育った八戸市、一族、先祖が少なくとも350年以上の長きにわたり連綿と生を繋いで来たこの場所で、地域の役に立ちたい、自分自身が育ち、育てられた地域に恩返しがしたいと今、強く思っています。判断には賛否両論があるかもしれません。普段から気にかけてくださっている方々へ感謝を申し上げ、また今後もご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。