ベースアップ | 希望ある未来へ~山内卓オフィシャルブログ~

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生まれ故郷である八戸市を中心に活動する山内卓(やまのうちたかし)の日々考える事などをUPするブログです。

 夕方、東京から八戸に帰って来ました^^東京と比べてやはり八戸は肌寒く、天気予報では来週には雪マークが出ているそうです(@@)まだ車のタイヤを冬タイヤに替えていないので、近いうちに替えて来なければと焦ってしまいます。冬が近づいてくると、都市部の生活と地方の生活では非常に大きな差があることを更に思い知らされます。そもそも県民所得が都市圏と地方、特に青森県では倍ほども違うのに加え、冬タイヤも必要、暖房費の負担もより重いものになってしまいます。来年4月に消費税増税が実行されれば、地方の生活はより一層苦しいものになって来るでしょう。


 そういった不安の一方で、読売新聞の調査では上場企業105社にアンケートを取ったところ、約3割が賃上げに前向き、そしてベースアップ(基本給与底上げ)には8社が積極的だということが報じられました。日本の上場企業(東証)は、一部・二部・その他で3400社(東京証券取引所HPより引用、2013年11月5日)あるそうです。その調査では2367社が母体数となっていましたが、これは一つの調査として、その結果が全体の傾向を表したものかを私たち国民一人ひとりが判断していかねばならないと思います。


 そして何より、日本に数多くある中小企業に目を向けていかねばなりません。トップニュースで報じられるものは上場企業が中心です。安倍総理がおっしゃるのはそこが好調であれば利益が「均霑(きんてん)」するというトップダウンの思考なのだと思いますが、国民一人ひとりの生活に目を向けているのかを危惧します。そこは野党がしっかりと確かな訴えをしていかねばならない部分だと思います。一部の上場企業で働く方の給与だけがベースアップしても、その他国民の生活がベースダウンしては意味がありません。日本全体がベースアップできるように建設的な議論をしていくべきだと思います。


 昨日は研修会の後の懇親会で、日本が直面している様々な課題を同志の仲間たちと議論する時間も持てました。4号機の燃料棒取り出し作業を含む原発事故処理、減反政策の影響、特定秘密保護法案などなど、中身の濃い議論や懇談が出来たと思います。昨日今日となかなかのハードスケジュールでしたが、集まったメンバーでは私が一番の若輩者でしたから、疲れたなんて言っていられません^^そして私たち自身、野党が存在感を発揮していく為にも、それぞれの地域で自分達の力をベースアップしていかなければなりません。その為にもまずは地元をくまなく歩いて声を聴き、目の前の事に真摯に取り組んで行きたいと思います!