今朝の新聞で自公で過半数は確実な情勢と報道されていました。青森県でも御多分に漏れず、自民党候補が優勢で先行と報道されています。選挙戦序盤、あと2週間ある中でこういった情勢報道は、アナウンス効果がどう作用するのでしょうか。
アナウンス効果は一般に劣勢な候補に対する応援や同情票に繋がる「アンダードッグ効果」、そして勝ち馬に乗る「バンドワゴン効果」の2つがあるとされます。自分も今まで様々な選挙において、そして昨年末の衆院選で身を持って体験しましたが、こういった報道で陣営や候補者本人に与える影響は非常に大きいものです。しかし、そういったことばかり言っていられません。
昨日も触れたように一般に初のネット選挙解禁の選挙となります。演説の動画を載せていればその政策内容もより分かりやすい形で判断できると思いますが、有権者の声を聴く姿勢、そして政策を発信する姿勢の内容が分かるものでなくてはならないと思います。やはり皆さんに判断していただきたいのは政策です!
前述の報道でも「ねじれの解消」ばかりに焦点が当てられているように感じますが、私は今差し迫っているのは地方圏と都市圏の格差の拡大を許すのか、それとも地方が声を挙げてそれを阻止するのかだと思っています。消費税・TPP・エネルギー政策のいずれにしても、安倍政権の方向性では都市圏と地方圏の格差が拡大するのではという強い懸念があります。
特にTPPに関しては44道府県議会で反対・慎重議決が可決されています。この状況での交渉参加は果たして民意と言えるのでしょうか?安倍【総裁】の誕生の時にも地方の声が中央の論理で覆されたことも記憶に新しいと思います。現政権では地方への一括交付税の制度も変わり、地方に目を向けた政治は行なわれないのではないかと非常に危惧します。
今こそ地方は声を挙げなければなりません。地方が衰退すれば国家自体が衰退してしまうと感じます。私たち生活の党は地方が主役の社会を構築するために、行政の権限と財源を地方に大胆に委譲し、医療や介護をはじめ、地域のことは地域で決められる仕組みにすることを訴えています。誰しも自分の故郷を守りたい、故郷を発展させたいという想いはそれぞれ持っているでしょう。私は青森県の発展の為に、そしてその先にある国家の発展の為に必要な政策を訴えていき、明日は一日八戸で同志の全力支援をしたいと思います!民主主義の為に無くせない議席がある!平山幸司候補を再び国会に送り出しましょう!
