今日は仕事でモーターショーに行ってきたのですが、クライアントが付っきりだったためブログ用の写真はありません。
さすがに仕事で撮影した写真を載せるわけにはいきませんしね。
今回の注目の車輌はレクサスLFA。
既にネットのニュースやレクサスのHPに写真が載っていますが、実車はもっとカッコよく見えます。
とはいえ、2005年のモーターショーで発表されたコンセプトカーLF-Aがミッドシップだったのに、市販版のLFAはFRでした。
日本の自動車でスーパーカーと呼べるものはNSX以来ですね。
※まけいぬは911とGT-Rはスポーツカーであっても、スーパーカーではないと思っています。
海外メーカーの出展が少ないながらも明るい話題のあったモーターショーですが、今朝の日経新聞に残念な話題がありました。
中国の自動車生産、09年世界一へ 初の1000万台突破
http://car.nikkei.co.jp/news/article.aspx?id=AS2M20031%2020102009
中国の自動車生産量が1000万台突破という話題だけならよいですが、日本は1000万台に届かないと予測されています。NIKKEI NETではかなり簡素に書いていますが、日経新聞の朝刊ではもっと詳しく報じられています。
数年前まではアメリカが1位、日本が2位という時代が長かったため、日本が2位に戻っても影響がなさそうに感じられるかもしれません。
しかし、アメリカと日本では主力となる製品種が異なるため、ある程度の住み分けが出来ていました。
ところが、中国と日本は主力となる製品種(コンパクトカー)が似ているうえ、新興国でのシェアを急激に拡大している中国を追い越す要素は見当たりません。
自動車メーカーは、量より質で利益を追求する方針にシフトするか、今以上に新興国向けの車輌を現地生産にすればよいだけのことです。
しかし、日本で自動車メーカーの製造に関わる人はどうなるのでしょうか?
自動車生産量の上位3カ国の人口を考えると、日本の雇用がどれだけ自動車業界に頼っているかがわかります。
※日本の雇用の1割は自動車関連業界だといわれています。
日本で作る自動車の数がさらに減れば、働き手の淘汰も加速的に進むのは必至です。
もっとも、この問題は自動車業界だけが抱えている問題ではないため、日本国内の経済格差もどんどん進行していきます。
数年前まで製造業の現場で重宝されていた「元気のいいバカ」も不要になる日がくるでしょう。
モーターショーの取材に向かう新幹線でこの日経新聞の記事を読んだ後に、LFAのような高級車の発表を見てしまったので日本の経済格差を痛感せずにはいられませんでした。