ボク、ジェットコースター系がニガテ!
怖いとかではなく、乗り物酔いみたいに気持ち悪くなるんです。
で、彼氏はと言うと…

大の絶叫マシン好き。。。

そんなふたりが友達カップルのお誘いでディズニーランドへ行くことに。

この時は3.11東日本大震災の休業から再開したばかりで、お客さんはかなり少なく、アトラクションの行列もほとんどない。
ってことは当然数多くのアトラクションに乗れるってことね、、、う~ん。
出来ればジェットコースター系は乗りたくない。

4人が向かったのは
「ビックサンダー・マウンテン」

はい、ジェットコースター系…
どうしよう、、、
彼は
「乗りたい!」「一緒に乗りたいっ‼」
まぁ、当然だよね。デートで来てるんだもん。

今までだったら彼氏だろうがなんだろうが絶対拒否してたんだけど、この時は違った。(まぁ、最初は拒否りましたが)

「うん、じゃあ一緒に乗ろう」
と渋々ながらOKした。

で、いざ乗車。
ドキドキ、ドキドキ、、、
Go!
あれ?楽しいかも。

結果、乗り物酔いもなく、メチャ楽しめた。
「大丈夫だった?」
「うん、楽しかったよ!」
って言ったら、なんとっ!
「も一回乗ろっ!」
…汗
で、2回目。
無事に?乗り物酔いもなく楽しむことが出来た。

ボクって本当はジェットコースター系大丈夫かも、とその時は思った。

その後もいろんなアトラクションを楽しみ、次に向かったのは
「スペース・マウンテン」

これも大丈夫だろう、と軽い気持ちで乗った。

Go!
360°光の中をグルぐる進んで行く。
うっ、ダメ、だめ、駄目…
き、気持ち悪い、、、

やっとの思いで終わると、歩くのもやっとなフラフラ状態。

ベンチで少し休むも、一向に良くならない。
ここで友達カップルと別れて、ボク達は救護室へ。

救護室に着くなり
「は、吐きそう」
と、嘔吐してしまった。
すると、彼は嫌な顔せず嘔吐物を処理するではないですかっ!
そればかりか、心配しながらずっと背中を摩ってくれる。

「せっかくのデートが台無しになってゴメンね」
彼は笑顔で
「大丈夫!一緒に居れるだけで嬉しいから」
と優しい言葉。

その後も体調が回復しないので、この日はディズニーアンバサダーホテルに泊まることに。

ホテルに着いてからも、彼はずっとそばに付きっきりで朝までボクを介抱してくれた。

この子、本当に優しい子なんだ。ボクって彼にすごい愛されてるんだ、ボクも彼のことを大事にして愛していこうと心に誓った。

こうして、この日のデートをきっかけにふたりの愛が深まったのでした。

[今日の1枚]
photo:01
ふたりで行ったディズニーランド