スイス、エタ社のキャリバー2824-2です。
散々に語り尽くされているムーブメントなので私から特に何かいうことはありません。オーバーホールの参考にできるような画像を提供できればいいかなあ。と思っています。
♦️ETA2824-2を使用しているメーカー(ETAオリジナルを使用している場合と独自に改良を加えている場合があります。)
FENDI,Fortis,Frederique Constant,Givency,Gucci,Incipio,Junghans,Longines,Mahara,Oris,Paul Smith,Rado,Sinn,Tag Heuer,Tissot,Tudor
直径 25.6mm
厚さ 4.60mm
振動数 28800
25石
駆動時間 約38時間
拘束角 50°
図1:タグホイヤーはキャリバー5と呼んでいます。きゃりばー5にはエタ2824-2とセリタSW200-1の2種類があります。
図2:自動巻錘を外した状態
図3:自動巻デバイスを外した状態
数年の使用で汚れや油カスが見えます。
図4:丸穴車の歯がキチ車と噛み合って動作する間にバリが発生し、地板を削っている状態です。
丸穴車の歯を磨いてバリをとっておきましょう。
図5:輪列、香箱
図6:文字板側
図7:
図8:自動巻デバイス裏側
図9:パーツリスト
♦️4#の高さ
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♦️よくある不具合
*輪列ホゾの削れ、サビ、
*角穴車の歯欠け
*丸穴車、キチ車の歯先のバリ →地板がキズつく
*切替車の摩耗、ホゾの摩耗 →巻上がりが悪くなる
*ゼンマイ切れ
角穴駆動車カナと歯車の圧入はずれ(外れた状態の写真)
♦️その他
最近は似たムーブメント( Sellita SW200 )や2824ベースの新しいムーブメントもあります。( ETA C07 系 )
C07.601(Hamilton H-10)
C07.611
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