Cal. AP 2121(Audemars Piguet) オーデマ・ピゲ | dtk時計修理

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Cal. 2121

Audemars paiguet Cal.2120にカレンダーが追加されたものです。


ベースキャリバーはバセロンコンスタンタンのキャリバー

1120です。カレンダー付きはの2121のベースはキャリバー1121




図1


図2


図3:輪列とアンクル


図4:文字板側


図5:カレンダーのジャンパー(バネ


図6:

図7


図8:カンヌキとオシドリ


♦️カレンダーについて

解除用レバースプリング(2633)を取り付ける前の状態にする。


翠の部分のレバー(2627)先端部を日板駆動車(260)の窪みの部分に合わせる。針まわし状態にして(260)を回す。レバーは前出のスプリング(2633)を取り付けていなければ自由に動くはずです。


駆動ホイール(2622)の上部突起の出ている部分を図のように左にみえるレバー(2627)に当たる位置合わせる。(2622)はフリー状態なので探り棒などで合わす。


筒かな(2558)を取り付ける。歯車が上下の2枚なので、下側が駆動ホイール(2622)、上部が日ノ裏車(2556/1)と噛み合う。リューズをゆっくりと回し(260)と(2622)が問題なく回転することを確認する。あまり回しすぎないこと。

(2622)は歯が噛み合いにくいので無理やり動かしたりすると破損するので決して焦らないこと。焦ってもできないだけです。焦らず位置をあわせればできます。必ず。


解除用レバースプリング(2633)を取り付ける。


完成


♦️分解動画↓


♦️Pick








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