両親とQBで行く釜山1泊2日旅
MAPを見ていたら宿泊した釜山観光ホテルの近くに「釜山近現代歴史館」を発見
徒歩10分位で9時開館なので朝食後に行ってみました
ちなみにこちらは別館です。元はこちらが歴史館だったようですが今は図書館です
日本統治時代に東洋拓殖株式会社釜山支店でした。西洋建築が取り入れられた1920年の
建物で、当時はとってもお洒落なビルだったんだろうな
この別館の隣、釜山タワーのお膝元の大きなビル(左)が本館「釜山近現代歴史館」
9時ちょうどだったのでもう開いているのかなと、挙動不審がちに近寄って行ったら
受付の方が日本語ペラペラでした日本語の立派なパンフレットを受取り入館。
展示室は2フロアに別れているので、まずはエスカレーターで3階まで上がります。
この歴史館、日本語説明がたくさんあるし、とにかく展示方法が素晴らしかった
堅苦しくなく、子どもでも分かりやすい、親しみやすい雰囲気
1階には広くてゆーったりした穴場的なカフェもありました
エントランスが波打ち際になっていて、本当に波がよせては返すって感じで動いています。
奥の灯台に向かって海の中を入っていき、右折すると展示が始まる仕組み
館内は撮影OK受付で日本語音声ガイドも借りられます。
昔々の釜山の風景
まだなーにもないのどかな田舎の漁村って雰囲気。
1678年、龍頭山公園一帯は日本人居留区(倭館)だったそうで、このエリアは昔から
日本に縁があったんだなー
釜山税関
釜山の綴りが今はBUSAN、少し前はPUSAN、そしてこの時代はFUSANだったんだー
釜山の人の格好は時代劇に出てきそうな服。当時はみんな普通に着ていたのかな
釜山に路面電車が走っていたのは知りませんでした
路線図によると遠くは東莱温泉まで。もちろん南浦、西面と繁華街も通っていて
現在の地下鉄と同じようなルートで運行していたそう。
1915年に営業開始、1968年に廃止になりました
釜山の街に路面電車がある風景、見てみたかったな
路面電車の車内でこんな事やっちゃいけませんよーの図(笑)
イラストがほのぼのしていて可愛い
荷物で座席を占領するな、メイクするな、つり革で遊ぶなとか、
今も昔も変わらないですねー
昔のタイプライターや写真機、食器や調度品
綺麗に残っているなー
この辺は日本の博物館の展示と似ている。
使っていたものは同じだっただろうし。
日本統治時代の卒業証書
隣に成績表まで展示してあるんだけど、この方の
甲乙丙丁の4段階評価で甲がいっぱいあるから優秀だったんだな
それはともかく、下に身長や体重、視力とか個人情報開示しすぎやろー(笑)
いや、貴重な資料としてご提供いただいたのね。ありがたやー
最後の方は、民主抗争で亡くなった方の墓碑銘や、取り調べ中に亡くなった釜山出身の
学生運動家・朴鐘哲氏に関する展示など、とにかく全てが見応え十分
そしてコンパクトにまとまっているので、じっくり見ても30~40分位です。
南浦洞は明洞なんかに比べるとお店が開き始めるのが遅いので、朝のお散歩がてら出かけてみては
釜山近現代史歴史館 9時~18時 月休 入場無料
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