この祭りの後すぐに韓国に行っちゃったんで、韓国ネタが続いていますが
忘れてはいけない熊本を代表する祭「藤崎宮例大祭」を7年振りに見てきました。
なんかねぇ、不思議な祭りなんですよ。祖父母宅が祭りの随兵行列順路のそば
なので、物心ついた時から見ているのですが、最初から最後までを1度も見たことが
無い(笑)。随兵行列が長すぎて。5時間位あるんですもん
それから最初は厳かな武者行列で、市長(写真)も参加していたりするのですが、
途中からは同じ祭りとは思えないほど賑やかになるのも不思議
このフサフサの棒を持った方達は毎年予備校生が担当する伝統らしい
7年のうちに新しい飾りが登場していました
ちょっと不気味な武者の顔
多分ですが、祭りの起源が加藤清正が朝鮮出兵から無事帰還した事を
祝って始まった説もあり、1つ前の写真のフサフサもそうですが、
敵陣の首を獲ったぞーの意味もあるらしいです。昔はボシタ祭りと呼んでいたけれど、
「朝鮮を滅ぼした」の略だったので国際問題になり、今は使っていないし、
祭りの掛け声も「ボシタ」から「ドーカイ」になりました
私が大好きな獅子舞
新町獅子保存会の獅子舞は市無形民俗文化財にもなっています。
この獅子舞の色合いも日本より唐の国をイメージさせます。
子どもの頃は獅子舞に咬まれるのが怖くて逃げ回っていたけれど、
今はむしろ咬んでと頭差し出すし(笑)
武者行列が終わるといよいよ飾り馬と勢子の賑やかな雰囲気に
博多祇園山笠が飾り山から舁き山の「静」から「動」へ15日間かけて
変わっていくのに似ているなと思うけれど、それが1日で起きる感じ
参加団体は必ず飾り馬も奉納するので、こんなにたくさん馬が見れる、なんなら
馬が主役のようなお祭りはないかも。子どもの頃は暴れ馬が多くて、恐いけれど
見たい好奇心に駆られていました。そして馬が途中でもよおしちゃった時は、
子ども達が出てきて馬のフンを踏んでいました。馬のフンを踏むと足が速くなる
言い伝えがあって。昔は運動会が秋にある小学校がほとんどだったので、ちょうど
運動会も近くて。私もその昔、踏みに行ってました(笑)
ドラと太鼓とラッパのけたたましい音が奏でるテンポが速いリズムは、