母の友達の娘さんがこの映画に携わっているそうで、チケットと
パンフを戴いたので見に行ってきました
「ファーストラヴ」
映画館は12月に鬼滅を見に行って以来でしたが、平日にも関わらず
結構埋まっていました。2/11に公開されたばかりだし注目されているんだろうな。
映画タイトルだけ見ると初恋の淡い恋物語かなと思いますが、全然違う(笑)
第159回直木賞受賞の島本理生作品を堤幸彦監督で映画化でした。
小説として既に読まれた方も多いと思いますが簡単なあらすじ。
女子大生の聖山環菜が志望していたアナウンサー試験を途中で放棄しその後、父親を刺殺する事件が発生。環菜の「動機はそちらで見つけてください」という挑発にもとれる言葉はマスコミを騒がせた。公認心理師の真壁由紀は、注目を集める環菜に取材をすることに。同時に彼女の弁護士が義弟の迦葉(かしょう)であることを知る。環菜の一貫性のない供述や、複数の人物の食い違う証言に翻弄されながら、彼女と面会を重ねる由紀。次第に環菜の家庭環境や周囲の人々について知るうちに、由紀は過去の自分と重なるものを感じ始める。迦葉と共に環菜の裁判に挑む由紀は、やがて彼女自身も心の奥底に封じ込めていた“ある記憶”と向き合うことになる。
話はとにかく重くて深いのですが、
劇中で度々アップで映る北川景子の美しさにうっとり
ほんと~に綺麗もちろん演技も上手なのでつい見入ってしまう。
公認心理士という聞き慣れない役どころでしたが、2017年に誕生した
心理職において国内初となる国家資格で、心の問題を抱えている人及びその周囲の人に対して、
解決に向けた相談、助言、援助を行う仕事なんだそう。
共演の中村倫也も良かったけれど、とにかく何の作品にも出てる印象で
そこまで印象に残らなかった。ごめんなさい(汗)
義兄役の窪塚洋介の方が劇中では穏やかな優しく、裏の顔も影もない、
とにかく良い人なんですが、重いストーリーの中で唯一の癒しでした。
(でも私の中で窪塚洋介は永遠に9階から落ちても助かった人の印象しかない)
母は「この映画泣くらしい」と言っていたのでウォータープルーフのマスカラで備えて
行きましたが、私は泣かなかった。周りも泣いている人はおらず、どこで泣くんだろ?
ラストの幸せな家族写真で少しだけうるっときたくらい。
泣くよりずっと考えさせられながら見ている映画でした。
最後にエンドロールで高岡早紀の名前があって
「どこに出てたんだ」と一緒に見た母と盛り上がりました(笑)
結局、北川景子のお母さん役でそのワンシーンだけでしたが、
かなりのオバチャン具合で全く気付かなかった
それだけ役者ってことですよね
島本理生作品