GoToトラベル長崎伊王島1泊旅

初日の長崎市内観光。昼食後、1番に向かったのは「平和公園」
電停「平和公園」を降りて信号を渡ればすぐです。
年代は違うけれど平和公園は私も両親も、それぞれ小学校の
修学旅行で訪れた地。当時はなかったエスカレーターが
整備されていて、ご年配の方も利用しやすいようになっていました。



エスカレーターを上り終えてまず目に入ってくるのは「平和の泉」
私、修学旅行の時にこの手記の石碑をカメラで写して、アルバムに
残っているのですごく覚えています。噴水にちょうど虹が出ていて
ちょっぴり嬉しくなりました。平和だなって。



12月の後半でしたが修学旅行生が多くてびっくり。
嬉しいびっくりです。今も昔も変わらず修学旅行で平和について
学んでいること。コロナだけどちゃんと修学旅行が出来ていること。
平和祈念像は想像より小さく感じました。そして色もグレーっぽい
印象でしたが青っぽい?調べたら2019年3月に塗り直し完了したとの事。
本来の色がこっちに近い感じなんですね。



両親と並んで祈念像の前で平和への感謝を思いながら黙祷し、像の裏手の「天主堂の見える丘」へ。
ここから浦上天主堂が正面に綺麗に見えます。当時、東洋一の教会と謳われていましたが、原爆によって破壊され、昭和36(1959)年に再建されました。
遠くからだけどクリスマスのイルミネーションが施されているのが
見えたので、夜は綺麗なんだろうな。



公園内には遺跡のように建物の土台のような鉄骨が残っていて
何だろう?と思い近づいたら「長崎刑務所跡」でした。
違う場所から移築したそうですが、爆心地に最も近い公共の建物で
職員、受刑者全員即死だったそう。原爆の威力、恐ろしさ、凄まじさが
伝わります。小6の時もここに来て、ここに来る前もたくさん原爆について
学習したのですが、やっぱり当時の記憶って初めて親元を離れての
旅行、みんなでお泊りっていう楽しい記憶の方が強くて、今、こうやって
大人になって訪れる方が平和の重みや有難さがずっしりきますね…。



最後は、平和記念公園の入口横に平成25(2013)年に整備された「防空壕跡」
1枚目の写真の右手に見える穴です。私はこの防空壕に隠れて原爆から
助かった人が多かったのかと思ったら、後で調べると、当時空襲警報が
出ていなくて原爆は突然のことで、偶然壕の中で遊んでいた子どもだけが
助かったと。でも、現代でもこうやって防空壕が残っていて、当時の事に
少しでも思いを巡らせる場があることが大事だと思いました。