コロナ後初の京都1泊2日旅
京都でもおしゃカフェ行きたいなーと検索している時に
今まで見た事もないモンブランの形の写真を見つけ
「行ってみたいー」と思った「和栗専門-沙織-」
昨年10月OPEN細さ1mmの錦糸モンブランが味わえます。
観光途中の休憩に立ち寄ろうと軽く考えていたのですが、
前夜に細かく調べていたら整理券が必要朝9時から配布
めちゃくちゃ人気店という事が分かり、予定を変更して
まず整理券をもらうため10時頃お店に到着しました。
整理券をもらったら64番。このまま待つのか分からずお店の方に
尋ねたら、私の番号を見てサラッと「64なら14時30分以降ですね」って。
よーく見たらコチラに看板がありました。もちろんずっとここで待つ訳ではなく、
呼び出してくれる便利なシステムがあるのですが、単純計算で約4時間半
私がその昔、TDLで「プーさんのハニーハント」に並んだ時間と一緒(爆)
3組前になり、「順番が近づいたので来店下さい」のメールが届いたのは
予告通りの14時30分頃。結局そこから店頭で30分近く待ったのですが、
椅子に座って待てるのでラクでした。待ってる間にメニューを拝見
もちろんインスタで見たモンブランを注文予定でしたが、最高級丹波くりのみ使用の
「紗」2400円は販売終了代わりに夏季限定(7月上旬~8月下旬)のかき氷登場
かき氷はテイクアウトOK全てのメニューはドリンク込のお値段。
シャンパンや白ワインもあるけどモンブランに合うの教えて。
いよいよ順番になり店内へ
入口付近からは中の様子が見えないのでドキドキ。
町家の外観とはガラリとイメージ違うモダンな店内。
ケーキ屋という感じが全然しない
二階もあるけど私達は一階のカウンター席に案内されました。
後で調べたら一階のカウンター席が目の前でモンブランを絞る様子が
見られるので良いそう
カウンターに案内されるまでは鴨川の景色が見られる窓側がいいな
なーんて思っていましたが、このお店では景色よりカウンターが特等席。
ちなみにソファ席は4人とかグループ専用のようでした。
一面窓だし吹き抜けにもなっているので長屋の割には店内は明るく開放的。
Wi-Fiはナシでした
テーブルセットも今からフレンチのコースが始まるって雰囲気。
とてもスイーツが出て来るとは思えない(笑)
白い落雁のように見える物体は圧縮おしぼりでした。
お店の方が水をかけたらぶわーって大きくなって面白かった
1席毎に担当の方がつき、栗の産地やモンブランの構造を説明してくれます。
1つ1つこうやって目の前で丁寧に絞ってくれるから見入ってしまう
機械のガシャンガシャンというレバーの音がケーキというより、
何か芸術作品を作っているように響きます。
この機械、世界に6台しかない特注品なんだそう
絽 1800円
栗は宮崎えびの産。通常のモンブランは2、3mmなので、目の前にすると
いかに細いかがよく分かります。素麺みたい(笑)。てっぺんには金箔、
皿の上に散らしてあるトリュフのように見えるものも細く削った栗です
飲み物は京都の老舗・丸久小山園の煎茶を選びましたが、
小山園のお茶も味わい深かった。いつもお家で飲むお茶と全然違う(笑)
口休めに梅こぶ茶も出され、この塩っ気も途中で欲しくなるのが分かる
土台はメレンゲ、スポンジ、栗ペースト、生クリームの4層構造。
メレンゲが水分を含むので早く食べるよう勧められますが、
食感というよりサクサクの音が小気味よくて楽しめました。
実は私、この期に及んでですが、モンブランがあまり好きではないんです
あまーくて、ねっとりしてるのが苦手で。でも今日モンブランのイメージが
一変しました甘くないし、あっさり。モンブランってこんなに美味しかったんだ。
甘くない&あっさり=不味いという意味ではなく、素材そのものの
良さを最大限に活かすために余計なものを省いた結果、この味なのね
本当に究極。ボリュームあるので一食抜いて思いっきり味わってほしい。
会計はテーブルで現金のみ。滞在時間は30分位(だから来店時間予測できるのね)
和栗専門-沙織-
京都市下京区木屋町通高辻上ル和泉屋町170-1
TEL075-365-5559 営業10時~18時
不定休