アカデミー賞獲るか？韓国映画「パラサイト-半地下の家族-」

「パラサイト-半地下の家族-」　2019年韓国上映

原題「기생충（寄生虫）」

カンヌ国際映画祭パルムドール受賞
韓国動員1千万人突破、フランス動員150万人突破
鬼才ポン・ジュノ監督作品
という話題作を見て来ました。

あらすじはこちら映画.comさんより
キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。
そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の
面接を受けに行くことに。そして妹ギジョンも兄に続いて豪邸に足を踏み
入れる。正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで
加速していく……。

すでに周りの友達は見に行ってて、さんざん感想は聞いていたのですが、
見終わった私の感想は
「面白いけど、恐い。」

今まで韓ドラ見てきて、貧乏＝屋根部屋、屋上に住んでいる
設定が多かったのですが、リアル現代は貧乏＝半地下部屋なんだな

パパが失業した原因が台湾カステラ店の失敗で、元家政婦が隠していた
旦那が失業した原因も台湾カステラ店の失敗で、まさにその台湾カステラを
3年前並んで買っていた私(写真参照ww）。なんかその点もリアルすぎて
フィクションなのに「絶対無いとは言えないよなー」って思えて恐かった

ラストは韓国映画らしく、日本では想像におまかせします的に、

ぼかしちゃうような残忍なシーンもしっかり映像化していて、そこも恐い

でも、富豪のパク家に貧乏なキム家が巧みに潜り込んでいく過程は本当に痛快で面白い。

半地下の部屋から必死でwi-fi繋がる場所を探す姿とか共感できるし(笑)

でも、やっぱり、世の中そんなにうまくいかないよなー。
みんなギリギリのところで頑張って生きてるんだよなーって。
貧富の格差の問題は世界共通のことだから、世界中で受け入れられると
思うので、アカデミー賞獲ってほしいなー