コスタディアデマ地中海クルーズ⑭パレルモ＆モンレアーレ観光

シチリア島では約3時間の「パレルモ＆モンレアーレ半日観光」

今日のガイドはアントニオさん

父がずっと「シルベスタ・スタローンに似てる」と言っていましたが、
どうでしょ今、調べたらスタローンはアメリカ人だけど、お父さんがシチリア系

イタリア人だそうやっぱり系統が同じ
日本語がペラペラでとっても丁寧な説明で来月日本人の彼女とご結婚されるそう
末永くお幸せに

まずはモンレアーレ大聖堂（Duomo di Monreale）へ向かいます

港からバスで40分位山道ってほどでもないですが、かなり上の方へやって来ました。
今日は朝市の日だそうで、駐車場入口では新鮮野菜や鮮魚、衣料品の露店が並び、
人と車で大混雑でした

マヨルカ島は高い山が無かったけれど、シチリア島は結構高い山が見える。
ちなみにシチリア島も旅行決定まで、場所やどの国に属しているのか知らなかったけど、

地中海最大の島でパレルモは人口約80万人でイタリア第4の都市。

ここもめちゃ都会の島～

大聖堂までは、駐車場から階段と細い道を少し上がります。
途中の風景が本当にステキ
なんてことない集合住宅なんですが、なんでこんなに絵になるんだろ
私もこんなお家に住みたいな～

「モンレアーレ大聖堂」に到着。
こんな山の上に、こんな立派な教会がっていう第一印象。
ノルマン王国時代の12世紀頃に建てられ、2015年に世界遺産になりました。
（世界史苦手なので日本史に合わせたら12世紀は鎌倉時代でした）

この教会の見どころは、モザイク装飾
教会の大きさにも圧倒されるハズなのですが、最初にサグラダファミリアを見たせいか、

大きさの感覚がマヒして「ここも大きいね～」程度にしか感じません（笑）

正面の祭壇の24金モザイクが眩しいっ
モンレアーレ大聖堂は、教会の中で世界一モザイク装飾面積が大きく、6000㎡超
正面だけじゃなく、天井、壁、柱、観る所が多くて首が疲れる（笑）

イエス様がこっちを見ている～。

この教会はアラブ人が建てたのでイエス様のお顔をはじめ、描かれている人物が
ちょっと中東チックでオリエンタルな雰囲気。まさに文化が交わった象徴のよう
今ではすっかりイタリアの島ですが、元々はアラブ人がインフラ整備も行って
栄えた島なんですって

モンレアーレ大聖堂裏からの景色が絶景でした
中央付近が港でコスタディアデマ号の黄色い煙突も見えました。

帰りはお買物しながら駐車場へ

ハンドメイドのピアスや壁飾りのお店。
ヴェネツィアングラスみたいなモザイクがかわいい
1番安いのは2€（約250円）で値段もお手頃
母がお土産に購入していました

再びバスでパレルモの旧市街まで下り、パレルモ大聖堂（Cattedrale di Palermo）へ。
こちらも2015年に世界遺産に登録されています。
この教会前の広場が、大道芸やってたり、犬の散歩していたり、憩いの広場になっていて
ベルギーの世界遺産グランプラスに似てるなと思いました。

パレルモ大聖堂は祭壇ではなく右手にある「聖ロザリオの礼拝堂」が有名
確かにみんな正面より、こっちで撮影していた
聖ロザリオはパレルモの守護聖人で奥にある貯蔵庫には遺骨が入っているそう
こちらは金ではなく、銀で眩しかった～

パレルモ旧市街はとにかく名所の宝庫
車窓からいくつも案内されたのですが、座席の反対側に名所があったりで
なかなか写真に収められず

これはヌオーヴァ門 (Porta Nuova) で、ローマ皇帝カール5世の凱旋を記念して

1583年に建立。新・旧市街地の境界線の門なんだそう。

こんな歴史的建造物が普通に生活の中にあって羨ましい。

シチリア島もう1回行ってゆっくり歩いて廻りたい