妹から「金
掘りに行かない
」と誘われ、行ってきました。
大分県中津江村にある「鯛生(たいお)金山」
1894年(明治27)から1972年(昭和47)までの80年間で金約40tを産出した金鉱山跡。
2007年(平成19)には「近代化産業遺産」にも登録されています。
なんと、通常1030円の入場料が観光復興キャンペーンで今月末迄タダ
行った日は、笑っちゃうほど土砂降りの雨
九州道広川ICから1時間半程、増水して激流になる川を眺めながら到着
いきなり、笑いが止まらなくなる看板を発見
「東洋のスイス」
一体、ここのどの辺がスイスなんだろう…
誰が名付けたんだろう…
全然思い当たる節が無い
(後で調べたら、国枝カメルーン駐在大使夫妻のスイス生まれの奥様が「スイスのようだ」と仰ったらしい)
いやー、絶対ここ楽しいわって一気にテンション上がりました。
ゴールドハンティングの前にまずは坑道探検
入った瞬間「さ、さむい…」
それもそのはず、坑内の気温は年間を通して約14℃だそう。
全長約800mあり、実際に掘られた坑道を歩きながら採掘の歴史を学びます。
見張所
下手すりゃお化け屋敷より怖いシュールな人形がお出迎え
鉱員の休憩所
掘削のため、火薬使いますよね
タバコ大丈夫なんでしょーか
「油断一秒ケガ一生」の標語が後ろにありますケド
と、ツッコミどころ満載
明治初期の採鉱の様子
見学者が近づいたら「今度お給金が入ったら、町に映画を見に行くとよ」
みたいな、方言混じり小芝居の音声テープが流れて、それもイチイチ面白い
金の夫婦鯛
昔、盗難に遭い有名になった純金製の夫婦鯛
今はレプリカだそう
これ、盗むってすごいなー、誰もいなかったのかな相当重いだろうに
坑道探検の後は「金山資料館」
ここも室内のため雨でも快適でした
日本に金銀鉱山がこんなにあったとは知らなかったよ
我が家の下も掘ったら出るんじゃないのと思ってしまう
鯛生金山にしかいない昆虫がいるそう
「タイオメクラチビゴミムシ」
この虫は分かりませんでしたが、坑内にコウモリが飛んでてそっちが怖かった
中津江村と言えば覚えていらっしゃる方もいるでしょうか
2002年日韓W杯の際、カメルーン代表のキャンプ地になり、村を挙げての歓迎で有名に。
当時の代表ユニホームや人気選手エムボマのシューズ等も展示してありました
たっぷりお勉強した後は、お待ちかねの「ゴールドハンティング」
あ、ゴールドハンティングと言っても「砂金採り」ですから
ココのみ有料30分620円。もちろん屋根付きだから雨でもガンガン遊べます
入口で採集方法のビデオを見て、受付で黒い皿と砂金を入れる小瓶をもらい、
いざチャレンジ
甥っ子達も一緒でしたが、甥っ子達そっちのけで砂金採りに夢中の大人達
水の中の砂を皿にすくって左右に振って、粗砂をどかしていきます。
金は比重が重いので、一番最後、底にくっついて採れるらしいです。
が、簡単なようでなっかなか砂金が出てこない
最終結果、砂金2粒と天然石少々GET
あぁ、腰が痛いよでも黙々とやる作業が楽しくて延長したかった
砂金採りを楽しんだ後は、隣接する道の駅でお買い物
日田梨が5個入り250円とめっちゃ安っ
産直野菜や手作りの柚子胡椒などの特産品や、定番のお菓子まで商品豊富でした。
ソフトクリーム 260円
バニラの他、わさびや柚子はちみつ(各310円)など、珍しい味もありました。
バニラは盛りも良く、濃厚なミルク味に大満足
道の駅で買ったもの
左の「謎のとり天せんべい」はJAL機内誌でも紹介されたことがあるそう
食べたら、ポテトフライのチキン味のような薄いお煎餅で美味しかった
大雨でもこんなに楽しめる場所って貴重かも
お天気なら福岡市内から2時間弱で行けそうだし
今月迄の入場料0円、好評延長とかにならないかなー
ジェジュン除隊まで残り101日